北の彩時記―アイヌの世界へ

著者 :
  • コモンズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861870507

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  • アイヌ語がつけられた自然物や風俗習慣を、季節ごとに簡潔に手際よくまとめたもの。アイヌの人々は信仰、生き方において、北海道の自然を敬い、必要なものだけを利用し、汚さないようにしてきた。自然の中に神々の存在を意識し、怒らせないように、静かに共存する、という考え方。人が死んだら1年かけて神の国に行き、そこでまた続きの営みがある、そんな考え方。人間が金属や爆薬を持たなかったころの営みに、懐かしいような、心が休まるような思いがする。和人が搾取し、アイヌの風習や漁や狩りを一方的に禁じ、強制的な同化を強いた歴史はもはや取返しがつかない。残念なことだが、そういう歴史から何かを学ぶことはできるだろう。こういう本を読んでよかったと思う。

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