巫女姫系は苦手ジャンルですが、比較的これはOKだったかな。イラストもすがはらりゅうさんですが、他の作品に比べるときれいに描かれているように思いました。
突然神泉の巫女に選ばれた杏珠が後宮に呼ばれ、そこで不思議な青年琉威と出会います。琉威の正体は、最初から予想はついていましたけど、琉威側の気持ちもよく書かれていて、分かりやすかったです。ただ、杏珠側と琉威側といった風に書かれるときに、間に空白行があった方がもっと分かりやすかったかなって思います。
結局二人ともが我慢してなければ、雨が降るのも早かったっていうことなんですけど、最後はちょっとやり過ぎて、雨が降らない土地から雨が降りすぎる土地になってましたね。。。