何がおかしい―笑いの評論とコント・対談集

著者 :
  • 白夜書房
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本棚登録 : 82
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861911866

作品紹介・あらすじ

笑いを尖った鉛筆で刺す!らもファンに捧ぐ、らもさんの最後の連載評論「笑う門には」、全文掲載。

感想・レビュー・書評

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  • これ、良かった。
    まだ、読んでいない中島らもファンは、読むと嬉しいはず。
    特に、論座に連載された笑い論「笑う門には」、ラストインタビュー、「どんぶり5656」、「なげやり倶楽部」のお話、竹中直人からの寄稿文とか…、読んでて楽しかったし、らもさんがもういないことが切なかった。

  • 『論座』連載をまとめて、コントや対談を盛り込んだ本。
    頭のいい人だなぁ。

  • 初の中島らも作品。面白い。後半の対談集より、前半のエッセーが秀逸。今後いろいろ読んでみよう。

  • 笑いをとる手段は「差別」である、と言い切り、それを匠につかって常に笑いを求めてきた中島らも。大好きな作家の一人である。不条理であれ、下ねたであれ、自虐、諧謔、ユーモア、虚構でさえ、唯一の法則にのっとり最前線を駆け続けた男の集大成ともいえる笑いに対する評論本。
    やはり、現場にいて、計算しつくされた上での笑いをとる醍醐味を現場で知ると麻薬になるという体験しなくてはわからない、体験したもののみが語ることのできる話だ。桂枝雀師匠との話は必読。
    keeping rock'en rollな人生は、大きな岩ほど動かない。回り始めるとどんどん角が取れて丸くなる。でも中島らもは黒曜石だった。欠けても尖り続け、あっというまに散ってしまった。ナンシー関をはじめ、才能豊かな人が早逝してしまうのは非常に悲しい。

  • かなり豪華な中島らも本。
    コントの台本から、らもさんの「笑い論」まで。
    この笑い論がまとまっているのがすごくありがたい。
    少しばかり、背筋が伸びます。笑いに関して。
    本当に豪華。
    CDもついてるし。今、聞いてます笑。

  • 「笑い」とは「差別」である。すごく勇気の要る主張だと思いますが
    結局そのとおりなんだろうなと個人的には思います。
    付録のCDで名曲「いいんだぜ」が聴けます。

  • 笑いに対する論理も納得できるし、文章の上手さも認めるが、如何せんコント自体がつまらない・・・・。

  • らもさんの笑いに対する情熱がビシビシと伝わってきます。すごいです!パンクです!!…死ぬなよ(;O;)

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。'92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、'94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞を受賞。
主な著書に、『明るい悩み相談室』シリーズ、『人体模型の夜』『白いメリーさん』など。2006年7月に短編集『君はフィクション』を刊行。2004年7月逝去。

「2014年 『ロカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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