近代名建築で食事でも

著者 :
  • 白夜書房
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本棚登録 : 45
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861912382

感想・レビュー・書評

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  • 16年前に発行されているので既に訪れることが叶わない建物もある。レストラン紹介でなく建物がメインの本なのでもう少し建物の写真が多く欲しいとも思うし、せっかくなら料理の写真も欲しいと写真に物足りなさを感じたが、著者の文章の滑らかさが様々な雰囲気を引き立てていた。

  • 紹介されている場所はどこも素敵だと思ったけれど、美術館を知的な女性との思いがけない出逢いが期待できる場所として取り上げていて、ドン引きしてしまった。。

  • あまり、ここで、食事したいとは、思えず。

  • 東京に旅行へいったときの参考にさせていただきました。
    建築物を見るのが旅の醍醐味のひとつでもあるのですが、まさにそれにピッタリの内容で、著者の語りに自分が少し重なったりしました。続編も出ないかなと。
    名建築でしょくじがたのしめる、なんて最高だと思います。詳しい解説と独特の語り口調も素敵でした。

  • 一級建築士の資格を持ち、写真家でもある著者が、東京都内にある近代名建築で食事をとるルポを写真を交えて紹介した一冊だ。
    小笠原伯爵邸などの敷居が高めのレストランから観光地として一般開放されている建築内部のカフェや喫茶、大学構内の学食まで紹介される店は幅広い。
    読点のほとんどないクセのある文章がやや苦手だったのと、建築と料理どちらに比重があるのかあいまいなルポが中途半端だなと感じたところはあったけれど、興味深い。
    建て替え前の歌舞伎座など今はもうない建築物もあって時代の流れを感じる。

  • 表紙が美しい。
    いいよねぇ、美しい建物で、おいしい食事。
    こういうところはきっとゆったりした作りだろうと勝手に想像して、
    いつか着物で行きたいところリストに加えようかと、
    参考図書として買ってみました。

  • ただ建物だけを紹介する本ではなく、そこでいただけるお食事とともに掲載してくれているのでうれしい。訪問の意欲も2倍にふくらむというものです。
    立教大学の学食が素敵!学生さんうらやましいわ〜。学校案内パンフでみたことある場所だったけど、まさか学食だったとはっ。
    あと、学士会館にも行ってみたいと思いました。
    紹介されている件数はもやや少なめなのでそこだけは残念です。

  • 明治~昭和初期にかけて建てられてきた近代建築。
    本書では、一級建築士でもある紀行作家の著者が、東京に現存する近代建築の
    うち、内部の見学と喫茶が可能な建築や、レストランや学食として飲食を提供し
    ている近代建築16軒を紹介

  • 行ったことがある建物にも、こんなに美味しそうなレストランや食堂があったんですね。
    文章が多くて、イメージが沸きづらかった。
    もう少し、写真が多くても良いのでは?

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著者プロフィール

東京工業大学建築学科卒業。一級建築士。建築家を経て98年、旅行記『まだ見ぬホテルへ』で作家・写真家としてデビュー。長編旅行記『遠い宮殿』でJTB紀行文学大賞奨励賞受賞。500軒以上の名建築といわれる宿に宿泊取材し、写真集、小説、児童小説を刊行するなど活動領域を広げ、日本建築学会文化賞受賞。取材開始から15年を経て刊行された本書『ホシノカケラ』は、児童小説『サクラの川とミライの道』、写真集『津山 美しい建築の街』と共に、著者ゆかりの街・岡山県津山市を題材にしている。他にノンフィクション『夢のホテルのつくりかた』など著書多数。

「2023年 『ホシノカケラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

稲葉なおとの作品

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