ライムスター宇多丸の「マブ論 CLASSICS」 アイドルソング時評 2000~2008

著者 :
  • 白夜書房
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  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861914058

作品紹介・あらすじ

平成アイドル史の転換点を彩る楽曲の数々を、ヒップホップ界随一のアイドル狂・宇多丸が徹底批評。

感想・レビュー・書評

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  • そもそも音楽に対する造詣の深い人が、アイドルソングを愛を持って批評するという貴重な連載の単行本化。
    特にPerfumeがブレイクしたときの熱量が当時のまま伝わってきて感動的ですらある。

  • アイドル評論を読みました。数ヶ月前から読みたいと思っていた本です。正直、期待はずれでした。質が低い本ではありません。著者は、ラジオのDJです。このDJの担当する番組は、毎週聴いています。残念ながら、DJとしては、一流ではありません。映画評、音楽評は一流です。ただし、理の人であり、情の人ではありません。ラジオよりも、文章の人だと思います。失望した理由は、「大きな物語」です。この本では、「大きな物語」がしばしば言及されます。物語の主役は、モーニング娘。です。モーニング娘。物語の起承転結は、以下の通りです。起は、Asayanのオーデションです。承は、ふるさとの敗北です。転は、ラブマシーンの快進撃です。この本では、起、承、転の部分が欠けているのです。残念ながら、この本で語られるのは、モーニング娘。転落史でしかありません。これでは、「大きな物語」を感じることはできません。起承転の部分を語った文章をつけるべきだと思います。後半の主役であるパフュームは、物語性のあるアイドルです。ただし、物語は始まったばかりです。また、モーニング娘。の転落について、事務所の体質に求めています。この事務所は、コンサートを主体とした大人の歌謡曲に強い会社です。少女グループを扱うことはできます。大人の演歌も扱うことはできます。20代の女性を扱うノウハウはないのではないでしょうか。 後藤真希の移籍、松浦の低迷は、納得できます。この事務所は、どうやって売ったらいいのかと迷っているようです。有能なマネージャーがいれば、全てのアイドルが、この壁を越えることはないと思いますが、何人かは脱皮できたはずです。残念です。

  • 資料ID:92115282
    請求記号:

  • アイドルレビュー本。
    アイドルに興味のない自分にとって、ハロプロ中心の前半は退屈と感じました。
    最終章「アイドルネバーダイ」のモー娘復活を皮切りに地方アイドルから上り詰めたperfume、アーティスト志向で蘇った鈴木亜美、新生アイドルのしょこたん、リア・ディゾン……と畳みかけるように「実り」が見えてくるくだり。長いアイドル氷河期を経てからのカルタシスは目頭が熱くなりました。

  • アイドルソングの定点観測として秀逸。とくに楽曲の評価が具体的で、作詞家・作曲家などをきちんと名指しで解説しているところ。長く続けることで、以前の採点を反省したり、自分の偏りも認識してたりも。機械じゃないんだから、いろいろブレはあるとしても、レビュワーとしての誠実さもうかがえる。youtubeで検索しながら楽しめるので、古びてないどころか、いまのほうが連載時点よりも楽しめる。

  • アイドル好き世に憚る。という程アイドル好きではなくても、あの時、あの瞬間を彩ったアイドル達の楽曲を緻密で方法な形容詞で語っていくこの批評本は自分史と重なって非常に面白い。

    ハロプロ帝国が永遠と思われた時代から、その凋落。そして「奇跡」と位置付けるPerfumeの登場まで。時代が被り過ぎていて、とても他人事的に読めなかったな。

    白眉は誰得感が100%のモーニング娘。への温かい(時に愛ゆえに厳しい)アドバイス。一人一人のキャラや個性を熟知した宇多丸師匠だからこそのアドバイスは熱い。

    しかしPerfumeインディー時代から目を付け、絶対量の賞賛を贈っているのは、ブレイクを知っている今という視点から読んでも驚愕。いやむしろ今だからこそ、驚愕。そんな宇多丸師匠が今、AKBやK-POPをどう評価するか、ぜひ聴きたいものだ。

    元ピチカート・ファイヴの小西康陽の御言葉、「自分の純粋な気持ちとかを託すメディアとして、アイドルってのはあるんだ。と自分では思ってたし、思いたい。」に100%賛同する人には絶対にお勧めです!!

  • 連載時のほうが面白く感じた。編集のせいか、若干読みづらい。

  • 何書いてるかよくわかんないけどおもしろかった。

  • やはり、モー娘。とperfume、ですね。

  • だいぶ聴きなおした

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