TAMAFLE BOOK 『ザ・シネマハスラー』

著者 :
制作 : TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」 
  • 白夜書房
4.15
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本棚登録 : 345
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861915574

作品紹介・あらすじ

ギャラクシー賞受賞のトークマスターにしてヒップホップ界随一の映画狂・宇多丸による、現在もっとも信頼に足る映画評論集。

感想・レビュー・書評

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  • ラジオ番組の映画評コーナーの書籍化。
    存在は最近知ったのだけど、過去のをぜんぶ聴くのはたいへんだなーと思っていたら本があった。

    ちょー楽しい!
    ほめるのもボロクソにけなすのにも説得力があるのもいいし、どちらにしてもその映画を観てみたくなるのが素晴らしい。
    映画愛をかんじる。

    やたらと泣かせたがるつまんない邦画観て喜んでる人に読ませたい。

    ラジオでの、うたまる氏の熱のこもった怒涛の喋りが素晴らしいので、そっちを聴いてから読むと尚良いかと。
    あと内容も実際の放送から整理されたり省略もされてるので、あくまでもラジオあっての本です。

    友達に貸してもらったけど、買おうかなー。2冊目も早くでないかなー。

  • 基本、酷評してる回の方が面白い。なんというか悪口が生き生きとしている。というか、悪口の時だけラッパーに戻ってる。

    「少林少女」なんかはAmazonレビューか何かでも「これを観るくらいなら多摩川の流れを見ていたほうが面白い」と書かれていて爆笑した記憶。

  • 最近ラジオを聞き出して面白かったので本も読んでみた。たまにテレビのロードショーでやっている映画をみたりするときに、感動させてやろうという場面で何故か良さげの音楽がぶわっと大きくなる、というあのよくある現象を見るたびに薄ら寒くなっていたのだけど、宇多丸さんがいう「げ」というのはそういうことなのだと思う。安易な感動「げ」の映画は観客を馬鹿にしているとしか思えんね。急いで読んだので映画をメモする余裕がなかった。

  • ポップ有

  • シネマハスラー 「アラビアのロレンス」

    真夏の暑さに相応しい話題を。

    白夜書房 「ザ・シネマハスラー」より

    デヴィッド・リーン監督の「アラビアのロレンス」
    砂漠のど真ん中に、いきなり船が現れるシーンを覚えていますでしょうか?
    ラクダでは横断不可能とされた砂漠の長駆強行走破を試みる。
    意識朦朧状態のロレンスの目に飛びこんできた光景。
    実はスエズ運河に辿り着いていた、というオチです。

    運河の向こう岸にいるバイクに乗った英軍兵士が、ロレンスに、「お前は誰だ?」と聞いてくる。
    ロレンスという人物がアイデンティティを求めてさまようこの物語において、核心を突く重要な問いでもあります。
    その証拠にこのセリフを言っている男は、他でもない、デヴィッド・リーン監督その人なのですから。

    スピルバーグ監督の「未知との遭遇・特別編」で、ゴビ砂漠の真ん中に突如として大型船が出現するシークェンスは、この場面へのオマージュに違いありません。


    「アラビアのロレンス」、午前十時の映画祭で上映あり。

    TBSラジオ 土曜夜10時
    ライムスター宇多丸
    ウィークエンドシャッフル

  • 文章でも面白い。ラジオ聴いたことない人にはどうなんだろ?

  • 『アメリカンティーン』いちばん観たいと思った。

  • 新作映画の中からサイコロで出た映画を見に行き、批評するというラジオ番組のコーナーを書籍化したもの。
    結構辛口だけれど、偏見とかはそんなになく、技術的なところや細かいところまで見ていて、昨今のテレビ局主導の宣伝ごり押し大作にも切り込んでて、すごく批評がうまい人だなぁと思った。ただ、一時期の新作映画ばかりなので見てないものも多いや。
    少林少女はそのとおり!と思った。カンフーくんやハンサウスーツは見なくていいやと...いや、見てから批評すべきだろうから批評はしないが。ダークナイトは見てないからやっぱ見ようかなとか。
    宇多丸さんはたぶん五時に夢中かなにかで見て面白い人だなぁと思って、ポッドキャストを聞いてみたところ、たまたまその回が宇多丸さん不在でスタッフが担当という回だったんだけど、その回がとっても不快だったせいとその時、一緒に聞いたにち天があまりに面白くてそっちにはまってしまったせいで結局本人のラジオは一度も聞かずじまい...。ちゃんと聞いてみようと思う。

  • 例えば全く興味のなかった映画でも、
    コテンパンであればコテンパンである程、何故だか逆に観たい衝動に駆られてしまう…
    という、特異稀なラジオ番組内の映画批評コーナー「ザ・シネマハスラー」。
    聴けるものは全て聴いています。

    正直書籍だとどんな感じになるのかなと少々訝っていたのですけれど、
    当時の臨場感はそのままに、気軽に振り返るにはとても楽しい本になっていました。
    もちろん宇多丸師匠の生声で聴くのが一番なのだけれど、
    読めば自然と師匠の声で再生されるので(笑)こちらはこちらで…オススメです!

  • ここまでばっさりと作品を批評をしているのは初かも。宇多丸さんの映画知識、巧みな表現でコミカルなんだけど、的を得ている分析。個人の好みのバイアスがかかっている批評もあるが、それもそれでいて納得できる。これを読んで、映画を観るようになりました。

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著者プロフィール

宇多丸(うたまる)
1969年生まれ。東京都出身。巣鴨中学校・高等学校、早稲田大学法学部卒業。
ヒップホップ・グループ「ライムスター」のMC。レギュラー番組、連載多数。TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(通称タマフル)で第46回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞。著書にアイドルソング時評『マブ論CLASSICS』、タマフル内の映画評論コーナーを活字化した『ザ・シネマハスラー』(共に白夜書房刊)、『ライムスター宇多丸の映画カウンセリング』(新潮社)など。

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