消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡 (競馬王新書)
- 白夜書房 (2011年4月18日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861917301
感想・レビュー・書評
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競馬、だけじゃない、人間・前田長吉の生き様が伝わり、非常に面白かった。何より、クリフジの名前がメディアに出て注目が高まった時期に遺骨が見つかるという「奇跡」が、私の心をとらえました。
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前田長吉騎手のことはセミナーの懇親会の時に、アルコールで少々上機嫌になった前田喜代治先生と向かい合って話をしているときに初めて聞きました。
でもその時は「前田先生の叔父さんは騎手だったのか」ぐらいの認識です。
まさかこんなにすごい人だったとは知りませんでした。
(ワタシは全く競馬のことはわかりませんが、素人にもわかる書き方をしていてくれて助かります(^^))
こんなにすごい人でありながら、全く奢ったところがないところが好感が持てます。
謙虚であり、とことん真面目であり、しかし貫くところは貫き通す、そんな前田長吉騎手の人柄が、この本からは漂ってきます。
戦争は何も生まない。それどころか悲しみや憎しみを生み落としてしまう。
宝のような一人一人の人生を簡単に奪ってしまう。
この本を通じて、今の時代を生きるわたし達が絶対戦争に参加してはならない、ということを再び思い起こすことができました。
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