強い馬、強い人を見抜く圧倒的視点 頂点の競馬術 (競馬王新書)

著者 :
  • 白夜書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861919541

作品紹介・あらすじ

基本と常識は違う。今、必要なセオリーと常識は何か、その選択を間違わなければ競馬は勝てる。目の前のレースを予想する前に視点を見直そう。ファンの立場にこだわり続ける著者が温めてきた最新のルール&スタイルが、仕事でも競馬でも頂点に立てる男へと導く。

感想・レビュー・書評

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  • 競馬のノウハウ本。強い馬、弱い馬の見分け方など。
    「弱い馬たち全パターン」という面白い区分が載っていた。一体、弱い馬というのはどんな馬なのか、、。(馬の事例はちょっと古いが)
    *気性難馬:気性が悪く、意味のない惨敗が多い。割と大型の良血。(マツリダゴッホ、ペルーサなど)
    *非力馬:パワー感が無い。細身で小柄。突き抜けることがない。(ピサノパテックなど多数)
    *迷宮馬:適性がはっきりしている時期もあるが、好走は年1回タイプ。(メイショウボーラーなど)
    *極端馬:訳あって(馬混みが怖いなど)逃げか追い込みしかできない。(シルポート、ショウナンカンプなど)
    他にも十数種類のタイプに分けていて、正直、よくここまで細かく分類できたものですが、基準がやや曖昧で、例えば自分の贔屓の馬がどれに該当するのか、細かすぎてかえって判断が難しい感じもします。とりあえずレースで負けた馬を、どの項目に該当するか当て嵌めてみて次のレースでの選択基準にしてみるのがいいかもしれません。

  • 競馬の心構えを独特の目線で描いた本。
    特に馬を見つめる方法、騎手についての考え方などを中心に書かれている。
    今回はGIのことにも触れていたが、それがちょっとこの人の本にとっては蛇足だったか。

    この人の考え方は「競馬とは、眼力を磨く練習であり、研究を深めることで上達する」という理念で競馬と向き合っているため、そういった考えを学びたい人には素晴らしい本だと思います。

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著者プロフィール

北海道生まれ。競馬ライター。
マヤノトップガンに魅せられ、本格的に競馬を始める。名馬や名勝負の話を好む一方、奥深く難解な競馬予想に惹かれる。以来「この世の中に“競馬予想”ほど楽しいものはない」と感じるようになり、その研究に没頭する。馬連までしか発売されていなかった当時、「1着・3着」の悲劇から逃れる方法を模索。馬券の買い方のみにこだわった独自の理論も展開する。デビュー作『痛快!みるみる当たる“組み立て式”予想!!』(東邦出版)は、数種類の馬券を組み立てて勝負するという、世界で初めて(と勝手に思い込んでいる)馬券の買い方に焦点をあてた内容となった。
現在でも毎週、HPで予想コラム・レース回顧などを掲載しつつ、新たな馬券理論も公表し続けている。その他の著書に『痛快!馬券“買い目”学!!』(東邦出版)など。

「2003年 『競馬楽しんで勝つ80の発想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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