かもめ

著者 :
制作 : 下谷 二助 
  • アートン
3.48
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本棚登録 : 46
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861930065

作品紹介・あらすじ

50年前にかわした約束。二度と会うことのなかった恋人。別々の人生の中で想いつづけた物語。

感想・レビュー・書評

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  • 寺山修司さんの大人向け絵本。
    シャンソンのダミアの『かもめ』の中の歌詞にある
    “ 海で死んだ人は皆、かもめになるのです” をモチーフに船乗りの若い男と彼を待ち続けた恋人の悲恋。
    途中から森鴎外の『舞姫』のヒロインが顔を出してきた。切ないお話なんだもの…。
    現実の世界とこうであって欲しいと望む心象の世界は別物。遂げられなかった想いはなかなか手放すことは出来ないのでしょう。
    そして夢の中で夢をみられるから、人は生きていけるのかな。。

    絵柄が独特で無骨で怒った様なお顔ばかり(笑)でも、悲哀がちゃんと伝わってくるんです。

    ダミアの「かもめ」を聴いてみたのはいうまでもありません♪
    参考までに
    http://youtu.be/0m5MG3WS5YM

  • 詩みたいな絵本。

    絵もいいし、文字の印刷のされ方味があっていい。

  • 寺山修司の絵本、ということで、図書館の書架でずっと気になっていたものを拝借。彼のいうところの海、というと、やはり青森とか、彼の背景もあるのかな、なんてあまり知らないけどそんなこと思いました。

    「世の中には、人生の上手なやつと、人生の下手なやつがいる」

    それが真実でも、心の奥深くで思うことはできるのです。

  • チェーホフの『かもめ』ではなくて ダミアの「かもめ」 という
    シャンソンを下敷きに書かれたお話です。
    大人用の絵本。
    地下鉄で「しんみりするなぁ」 と読んでいたら
    しんみりしすぎて 降りる駅乗り過ごしたよ(;´Д`A ```

  • 吉祥寺のカフェで読んだ。

    あまりに切ない・・と思ったらちょぴりほっとする驚きが隠されていました。シャンソンの世界のような内容。このストーリーを歌詞にして40後半から50代の男性の声で歌ってほしい。かもめ、というシャンソンがこの絵本の発端になっているので、なんだかループだけど。大人のための絵本だなぁ。根拠のない希望も病気、というところが切なさmaxでした。

  • 切ないよ、絵もシュール。

  • 僕らはきっとあのカモメに
    過ぎ去った人との思い出を重ねてみたりしたいだけ

    過ぎ去った人と
    まだ見ぬ土地を見下ろしたいなんて 考えている

  • 絵が好みではないので★3つ。

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著者プロフィール

作詩:歌人・詩人。

「2018年 『混声合唱(または重唱)とピアノのための ヒスイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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