我輩は猫である(中) (お風呂で読む文庫 89)

著者 :
  • フロンティアニセン
3.22
  • (2)
  • (2)
  • (13)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 23
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861970894

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文化人であろうとも、教師であろうとも、戯言は言いたくなるんだろうなあと思いました。
    でも、なかなか正面切って言ったり本にすることは出来ないから、猫に言わせてみた、みたいなね。

    そう考えると、名目上ではあるけども、個人が特定されないようにして好き勝手言ってみた感じは
    今日のブログに近い感覚なのかな、なんて思ったり。

    猫の描写が思いの外丁寧で、すごく良く観察したんだろうな、と。
    くしゃみ先生のツンデレっぷりが割とすき。 

  • 岩波文庫のものを読む。
    とてもおもしろい。
    漱石と明治の時代に惹かれる。
    夏目漱石は天才だ!!!

著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏目漱石の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×