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- 本 ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861982569
作品紹介・あらすじ
歌集
感想・レビュー・書評
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まず美しい装丁に目を奪われた。
紙も二種類を使った豪華な歌集。
「夏鴉」は学生の色が濃く残る歌集だったが、今回の「galley」は新聞社で働く場面、生活の場面が詠まれる。弔文の掲載の話や、3.11の話などがあるせいなのか、働いてお金を貰う、という「生きる」こと「生活する」ことに焦点があるせいなのか、どこか悲しさが滲む。
実写からじんわり滲む情感、さらりとしているのにとても強い。
好きな歌をひこうとしたら、付箋だらけになってしまった。
素敵な歌集だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
隅々まで手触りが美しく
幸せのあまり指先が悲鳴をあげそうになる。
生活臭や現実味の滲む歌が
そこに収められていることもなんだか嬉しい。
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