「ツキ」を引き寄せる洗脳術~自分を磨き上げる秘密のメソッド34~

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861992544

感想・レビュー・書評

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  • 苫米地氏の著作物の題名は、一見過激で胡散臭かったりするが、中身はいたってまとも。

    ツキなんてないんだ⇒ちゃんと調べたり努力しろ⇒努力できるモチベーションの保ち方を教えてあげよう!

    という展開でした。強く願い、行動にうつす。気分をかえたり、自分を変えるために服装や髪型を変えるというのは納得がいった。

  • ツキの有無に一喜一憂。そうではなく、自らの考え方や行動を変えて引き寄せる。本書の主張である。
    本書のエピローグに古典経済学に触れている。私達の世界は完全情報がありえない状態。しかし、それを前提とする古典経済学による未来予測は非合理的。
    コレに近いはなしに古典物理学があると思った。つまり、物体同士の抵抗はないとするニュートン物理学。これは現実を歪めて捉えている。これでは正しい予測などはありえない。
    ではどうするのか。何を持ってより良い判断をするのか。ツキを引き寄せていくのか。本書の主張は抽象度を上げた思考をすること。大量の情報を得ること。そして、そのための視座を上げること。
    視座を上げるためには、フリーゴールという理想を意識する。アファメーションでその臨場感を上げる。
    またどうしてツキに見離されるのか。そしてそれを引き寄せ続けるか。それにはホメオスタシス、コンフォートゾーンで説明している。つまり生物である我々は住心地が良いところにいようとする。変化を忌避する。より良くなろうとすることことも避けようとしてしまう。
    本書を繰り返し詠むことでこれらの原理の理解と活用が見えて来る。

  • 引き寄せ本としてはよいかもしれない。理論について言及してるので。
    苫米地本としては編集者の頑張りがうかがえるだけ。

  • ツイているように仕向ける←仕掛ける
    仕掛けるには物事を人より知ってること。高い抽象度で見れること=高い視点

    情報を入手するには、情報の表と裏、根拠を考えること。

    欲望に囚われるな。意思をコントロールする。

    次に何をするとかという自分の意思

    五感に入ってくる情報は膨大。どの情報をくみあげるかは自分次第。

    過去にどう思うのではなく、未来で何がしたいか。

    なりたい方向性を決めれば、たくさんの未来の中でそこに向かってく

    能力の限界はイメージの限界。

  • 未来から現在は作られるので、フリーゴールを作ってそこにたどり着くように行動していく。

  • 冒頭いきなり「この世にツキなんてない」と書かれており、
    そんな〜と思わせて本の内容に引き込ませます。
    著者のテクニック勝ちですね。
    その気にさせ上手な著者にのってみるのもいいと思います。
    同じような内容なのに毎回新鮮なので
    古い本でも改めて読むことで
    「知の体系」が大きくまとまります。
    あとがきの経済の部分good!です。

  • 他人から見えるツキとは、ただ、肝である知識があったかなかったかの違いだけ。

    「ツキ」がある人=「仕掛け」を知っている人になりたいなら、
    まず、未来の自分を目標設定すること。

    目標を設定し、その目標を叶えられる自分という、
    セルフイメージを上げることで、
    脳が気づく、現在の環境が変化し、行動が変わる。
    (未来を設定することで、現在の行動が変わる。)

  • この世に「ツキ」はない。
    「ツキ」がないのは「成功するためにすべきことが分からない」と同義。

    「知る」そして「選択をする」。
    ツキたければ、これだけで十分。

    なるほど。
    対象に対して、より多くの情報を持つことが大事。
    (但し、この世に完全情報はなく、部分情報をより多く持つ者が「ツイている」人になれる。

    この世に完全情報はない。。。。これもなるほど。


    目次
    1あなたは本当に必要な「ツキ」を逃している
    2「ツキ」はあなた自身で引き寄せることができる
    3自分を変えることが「ツキ」を呼ぶ
    4あなたはすでにツイている
    5未来のあなたがツイていれば現在のあなたもツイている
    6あなたが「ツキ」続けるためのメソッド

  • ツキがあるとは、情報を知っていること。そうか!なるほど!うん、うんと、納得しながら読んだ。
    ツキというものをただ、ツイてる、ツイてないで片付けるのではなく、自分からアクセスしていく。それが大切なんだと学ぶことができた。

  • ・フリーゴール
    ・フリーゴールを妨げる他人の言葉を遮断
    ・情動を伴った言葉を発し続ける
    ・エフィカシー(自分の能力に対する自己評価)を上げる/自分が優れていると自信をもつ
    ・ホメオスタシスレベル(自分のもっとも心地良い状態にあるレベル)を取り換える

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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