- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861997884
作品紹介・あらすじ
"納豆不毛地帯"の大阪で、なぜ小さな会社の納豆がヒットしたのか?各業界注目12社成功の秘密。ヒットを生み出す視点のズラし方。
感想・レビュー・書評
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本書は「ビジネスメディア誠」上の「仕事をしたら○○が見えてきた」に加筆修正したものです。具体的には、帯にあるように「各業界注目12社の成功の秘密」を紹介している本です。
各社の着眼点がなかなかおもしろく、しかも仕事を楽しんでいる姿をインタビュー形式で伝えていて、なかなか良かったと思う。
ちなみに掲載されている12社については、
・ダイドードリンコ
・森永乳業
・ミニストップ
・江崎グリコ
・横浜DeNAベイスターズ
・本田技研工業
・小林製薬
・ライフネット生保
・小金屋食品
・トリドール(丸亀製麺)
・Gunosy
・キューピー
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一つ一つの企業、インタビューは面白く興味深い、ネットでたまに読んでてもそう思ってた。でも、まとめて本で読むようなものでもないかな。
今回のインタビューの中にササるのほなかったかな。 -
インタビュー記事をまとめた本。
とても面白く感じるものもあれば、ふーん程度に感じる内容もある。 -
・ どうやったら押しつけではないコミュニケーションができるのか。これまでにない誘導方法を考えていかなければなりません。
・ 今の時代は「外に見せる」「開けていく」ことが重要なキーワード
・ 会社のウェブサイトを見たとか、テレビでCMを見たとか、新聞で広告を見たとか、会社の名前を3〜4回重ね塗られると、その人の頭の中に会社のことが認知されるのではないでしょうか
・ 納豆が持っている力を引き出すために「物語」が必要になってくるんです。
・ 「物語のたね」はたくさんあるはずなので、それを発見して、人が共感できるように育ててうまく発信すると、ライバル会社とは違う独自の存在になれるのではないでしょうか
・ 長期間働いてもらうために「これをクリアすれば、あなたは次のステップに進むことができますよ」ときちんと説明する
・ ユーザーがたまに読んでいるジャンルの記事を掲載した方が、よく読まれることがわかってきたんですよ。ニュースは多様性が大事。
・ 以前のグノシーは「ユーザーの好きな情報をこちらが推測して提供しますよ」というスタンスでした。しかし、「好きな情報を選んでいただく」としたほうが、より長く使っていただける。なので、カテゴリー別のタブを追加しました。
・ 人は日常的に「飽きる」ことになれているので、あたらしい刺激を求めながら生きています。 -
面白かった。
コンビニ、清涼飲料水、保険会社など、様々な企業が、業績を上げるためにどのような努力や工夫をしているのかが具体的に描かれている。
特に印象的だったのは、ダイドードリンコの「自販機の一等地」をある手法で明らかにして、売り上げを伸ばしたというところ。
神は細部に宿る。多くの企業がそうした細かいところの見直しを重ねて成果を出そうとしている。このことが具体的に伝わってきた。