魚は泳ぐ: 愛は悪

著者 :
  • 言叢社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862090058

感想・レビュー・書評

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  • そして、息子の本に。

    これとは別に、
    死の棘、死の棘日記を読んだ後に、
    何かの雑誌で彼のインタビューを見た。

    彼の目線から見た、死の棘という出来事は、
    死の棘とも死の棘日記とも明らかに隔たっていた。

    私が個人として持ちうる想像性の限りには、
    良いとか悪いとかの世界の価値観が全てで、
    それをもってして、子供の側に私は立ちたい。

  • ドンピシャ!
    敏雄のことが好きなのだけれども、伸三もブレていない!
    というか、さらに現代に生きるあたしからみてぴったりでした。
    これからコドモを生むひとたちに読ませたい一冊。

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著者プロフィール

1948年、神戸生まれ。島尾敏雄、ミホの長男として生まれ、幼少期は母の生地である奄美大島で育つ。東京造形大学造形学部写真専攻科で写真を学ぶ。1975年に写真家として活動開始。1978年、写真家・潮田登久子と結婚、同年生まれた長女は漫画家でエッセイストのしまおまほ。多数の国内外の個展・グループ展で作品を発表。主な著書に、エッセイと写真による『生活』『季節風』(いずれも1995)、写真集に『まほちゃん』(2001)、『中華幻紀』(2008)、『Something Beautiful Might Happen』(2010)、『じくじく』(2015)、エッセイ集に『月の家族』(1997)、『ひかりの引き出し』(1999)、『小高へ 父 島尾敏雄への旅』(2008)など。

「2022年 『GOLDEN 黄金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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