- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862120144
感想・レビュー・書評
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人生にも通じる、音楽ライター物語。
p216からp219は特に素晴らしかった。
結局のところ、「自分の道は自分で切り開くしかない」(p219)ということだと感じた。フリーランスならばサラリーマン以上にそういうことだと思うが、本質的には全ての人間に求められることだと感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やさしい文体とやさしい内容で、読者を意識してくれている感じ。とても読みやすいんだけど、いまいち物足りなさを感じるのも事実。
もうちょっと踏み込んだ内容も書けたと思うけど、そのあたりも数多くの読者を意識した結果か。
踏み込んだ内容っていってもスキャンダルを求めてるわけじゃなくて、食えないと書くわりにそんなに食えない感じが伝わって来なかった。結局のところその仕事を楽しんでいるように読めたからだろうか。 -
音楽ライターに興味がある、もしくはなってみたい人や音楽系の仕事が気になる人はは必読。「堅気の商売じゃない、そんなに甘くない、人は音楽なしでも生きていける(ここは非常に共感できます)」といった内容がてんこ盛り。結構しがらみがあるみたいです。かなり大変そう。まあ楽な仕事なんて無いんだろうけどさ。レコード会社の人は(部署にもよるが)音楽を数字として見なければならないとか。
誰かに助言を求めても、それは助言の域を出ない。なぜなら助言してくれるその人も、実は助言を求めているからだ。 -
読みやすいし、いろいろ共感。印南さんのブログも面白い。
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若いライターのみなさんがんばってください。・・・涙