音楽系で行こう !

著者 :
  • ロコモーションパブリッシング
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本棚登録 : 35
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862120144

感想・レビュー・書評

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  • 人生にも通じる、音楽ライター物語。

    p216からp219は特に素晴らしかった。

    結局のところ、「自分の道は自分で切り開くしかない」(p219)ということだと感じた。フリーランスならばサラリーマン以上にそういうことだと思うが、本質的には全ての人間に求められることだと感じる。

  • やさしい文体とやさしい内容で、読者を意識してくれている感じ。とても読みやすいんだけど、いまいち物足りなさを感じるのも事実。
    もうちょっと踏み込んだ内容も書けたと思うけど、そのあたりも数多くの読者を意識した結果か。
    踏み込んだ内容っていってもスキャンダルを求めてるわけじゃなくて、食えないと書くわりにそんなに食えない感じが伝わって来なかった。結局のところその仕事を楽しんでいるように読めたからだろうか。

  • 非常に腹がたった!!!
    文の書き方も、なんだかむず痒く、読んでいてむしゃくしゃした。
    が、!
    ある一つの音楽ダウンロードの話でちょっと自分のやりたいことがみえたというか、すごく共感した部分があったので、感謝。
    自分のやりたいことがよう分かりました、と。

    音楽ライターになりたいのではない。
    レビューを書きたいのでもない。

    読んだあとにはとてもスッキリした

  • 音楽ライターに興味がある、もしくはなってみたい人や音楽系の仕事が気になる人はは必読。「堅気の商売じゃない、そんなに甘くない、人は音楽なしでも生きていける(ここは非常に共感できます)」といった内容がてんこ盛り。結構しがらみがあるみたいです。かなり大変そう。まあ楽な仕事なんて無いんだろうけどさ。レコード会社の人は(部署にもよるが)音楽を数字として見なければならないとか。

    誰かに助言を求めても、それは助言の域を出ない。なぜなら助言してくれるその人も、実は助言を求めているからだ。

  • 読みやすいし、いろいろ共感。印南さんのブログも面白い。

  • 若いライターのみなさんがんばってください。・・・涙

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著者プロフィール

印南敦史(インナミ・アツシ)
作家、書評家。
1962年、東京生まれ。広告代理店勤務時代に音楽ライターとなり、音楽雑誌の編集長を経て独立。「1ページ5分」の超・遅読家だったにもかかわらず、ビジネスパーソンに人気のウェブ媒体「ライフハッカー・ジャパン」で書評を担当することになって以来、大量の本をすばやく読む方法を発見。その後、ほかのウェブサイト「ニューズウィーク日本版」「東洋経済オンライン」「サライ.jp」「マイナビニュース」などでも書評欄を担当することになり、年間700冊以上という驚異的な読書量を誇る。
著書に『遅読家のための読書術 情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』(ダイヤモンド社)、『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』(KADOKAWA)などのほか、音楽関連の書籍やエッセイも多数。

「2023年 『先延ばしをなくす朝の習慣 コツコツ書き続けて日本一になった書評家が、絶対に締切を破らないためにやっていること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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