筆箱採集帳 (趣味しゅみ画報)

  • ロコモーションパブリッシング
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862120748

感想・レビュー・書評

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  • いろいろな人の筆箱が写真付きで紹介されていて、見ているだけで楽しい。
    高級なものばかりでなく、100円ショップのものとか、人それぞれにこだわりのポイントが違うのも面白い。
    (850)

    [more]
    本書は「筆箱」の本です。 ただ、ここで言う筆箱とは、いわゆるペンケースのことだけを指す言葉ではありません。もっと広義に「持ち歩くためにチョイスされた文房具のひとかたまり+ケースのユニット「」と捉えていただければ、読み進めやすいか存じます。たとえば、スーツの胸ポケットにペンを一本挿している人にとっては、そのスーツとペンが「筆箱」ですし、画家が外でスケッチするための持ち歩き用画材セットもまた「筆箱」といえるのです。 機動性を重視したり、筆箱ひとつで万事対応を目指したり。仕事柄どうしても外せないペンがあったり、好きだからどうしても入れておきたい万年筆があったり。職業・年齢・性別・こだわり・・・。そのすべてが反映された筆箱は、まさに人それぞれ。だから気になる、いろいろな人の筆箱の中身を、文房具マニアユニット、ブング・ジャムの3人と一緒に覗いてみましょう。 目次より 「銀座・伊東屋」社長 伊藤明さんの筆箱 イラストレーター・木村綾乃さんの筆箱 「36Sublo」オーナー・村上幸さんの筆箱 建築家・佐久間徹さんの筆箱 ライター・納富廉邦さんの筆箱 Webディレクター・大舘明香さんの筆箱 同人コミック作家兼会社員・藤村阿智さんの筆箱 制御系SE・栗澤美和子さんの筆箱 CDジャケットデザイナー・兵道奈保さんの筆箱 エディトリアルデザイナー・橋本崇之さんの筆箱 グラフィックデザイナー・國分惇人さんの筆箱 保育園園長・渡辺俊子さんの筆箱 メーカー企画営業・重久圭子さんの筆箱 「五十音」オーナー・宇井野京子さんの筆箱 水彩スケッチ作家・田中千尋さんの筆箱 美大生・阿野田香織さんの筆箱 建築士・大谷宗之さんの筆箱 小学生漢字王・小林逸人さんの筆箱 中学生・高部愛莉さんの筆箱 文房具Webサイト主宰・きたきつねさんの筆箱 会社員・isuさんの筆箱 イラストレーター・オオノ・マユミさんの筆箱 「スコス ステーショナリーズ・カフェ」オーナー・寺村栄次さんの筆箱 四次元ポケット研究所所長・どらさんの筆箱 「ステーショナリープログラム」主宰・和田哲哉さんの筆箱 IT系研究開発・大河内一弥さんの筆箱 「アシストオン」オーナー・大杉信雄さんの筆箱 「ペンマニア」発行人・三鷹さんの筆箱 JAXA勤務・藤本信義さんの筆箱 アニメーション美術監督・横山幸博さんの筆箱 小学生・上木愛望さんの筆箱 大学生・立花匠さんの筆箱 イラストレーター・西谷直子さんの筆箱 通信会社勤務・田中素子さんの筆箱 レポーター・甲山万友美さんの筆箱 舞台女優・村上智さんの筆箱 保育士・吉田玉枝さんの筆箱 看護師・佐藤ゆかさんの筆箱 漫画家・あろひろしさんの筆箱 小売業の巡回指導職・家倉暢子さんの筆箱 建築設計・岡本あやめさんの筆箱 雑貨セレクトショップ経営・清水保さんの筆箱 陰陽師・齋洲望純さんの筆箱 漆芸家・三田村有純さんの筆箱 専門学生・細野将明さんの筆箱 専門学生・山口冬馬さんの筆箱 金融会社勤務・高橋美穂さんの筆

  • 普段のままのカッコつけてない筆入れ。良い

  • 私自身、文房具に詳しいわけではないのですが、この本の、この楽しさは一体何なんでしょう。大人だけではなく、小学生の筆箱も紹介。小学生の女の子の筆箱に意味もなくじーんとしてしまいました。

  • 見てて飽きない!いろんな筆箱!100均のから高価なもの、胸ポケットなんてのも。美大生の旅行用歯磨きセットの自作版最高!中のペン類にも一本ずつメーカー名の記載あり。個性が出るね、筆箱は。

  • こういうのって、理由なく面白いよね

  • 知らない人が多くてあまりピンとこなかった…。こだわりの文具集というよりは持ち主に光を当てる編集だったため。

  • 筆箱を、いたってまじめに観察、考察していく。
    そのテンションの低さがとても良い。

    他人の筆箱って、子供の頃から気になってたし今も実は気になってる。

    続編も、その続編もぜひ作って欲しい。

  • おもしろい!筆記用具好きにはたまらない本。いろんな職業の筆箱がみれる。性格や生活も見えてくる。本当におもしろい。

  • 12/21 読了。
    他人の筆箱ってなんでこんなに楽しいのか!

  • 面白かったー。立つ筆箱と、固形の蛍光ペン買ったー。

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著者プロフィール

“文具王”高畑正幸・きだてたく・他故壁氏の3人からなる文房具トーク・ユニット。結成は2007年。2007年に文房具のトークライブ「セタガヤ・ブングジャム#1」を開催。以降も会場を変えながら、大人気のシリーズイベントとなる。
TV・雑誌・ラジオやWEBなどメディアにも多数出演。ブング・ジャム名義の著書に『筆箱採集帳 増補・新装版』(廣済堂出版)、Kindle版電子書籍『ブング・ジャムの文具放談』シリーズ(ステイショナー)などがある。


高畑正幸(たかばたけ・まさゆき)
1974年生まれ。文房具ライター。『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の「全国文房具通選手権」に出場し、3連続優勝を達成。“文具王”の座につく。商品企画、講演、実演販売、執筆などで活動中。
著書に『究極の文房具カタログ』(河出書房新社)、『究極の文房具ハック-身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる』(河出書房新社)、『文具王 高畑正幸の最強アイテム完全批評』(日経BP社)などがある。

きだて たく
1973年生まれ。ライター・デザイナー・色物文具愛好家。「色物文具=イロブン」の第一人者であり、サイト「イロブン」主宰。雑誌、WEBなどで文房具ライターとして活躍。「駄目な文房具ナイト」をはじめ、文具イベントなども主催。
著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)、『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)などがある。

他故壁氏(たこ・かべうじ)
1966年生まれ。文房具ユーザー。膨大な商品知識を持つ、実践派文房具マニア。

「2018年 『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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