鎌倉の歴史: 谷戸めぐりのススメ

制作 : 高橋慎一朗 
  • 高志書院
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862151759

作品紹介・あらすじ

年間二千万人の観光客が訪れる鎌倉。海と山にはさまれた狭い「谷戸」に由緒ある寺社や武家屋敷跡があって、さらに奥には中世の古道や墓所もある。ハイキングや観光がてらに、鎌倉の歴史を少しでも感じたい方のためのちょっと深めの歴史読本。この本片手に、いざ鎌倉!

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  • <目次>

    第1章  谷戸に暮らす人びと~北西エリア
    第2章  武家の興亡、栄枯盛衰の跡~北東エリア
    第3章  海の世界と仏教の広がり~南エリア
    こだわりの鎌倉探訪

    <内容>
    久しぶりに読み終わるのが惜しくなった本。昔は鎌倉を随分と歩き回ったのだが、近年観光客の増加の中、あまり訪問をしなくなった。と言っても、鎌倉で混んでいるのは、小町通・若宮大路・大仏・江ノ島(含む江ノ電)だけなのだが…。この本では、昔からよく行っていた佐助界隈、妙本寺界隈、覚園寺周り(百八やぐら)、瑞泉寺近郊などが、ちゃんとした学者による紹介がされている。もちろん、観光ガイドではない。しかし、ある程度の鎌倉歩きができている人には、わかりやすい本である。その辺のガイドよりも面白い(谷ごとに分析しているのだが…)。この本を手にもう一度歩いてみるか…

  • 武家の都鎌倉の歴史を主な谷戸ごとに解説。それらにかつてあった武家屋敷、寺院(現存含む)、やぐらなど。今は足利氏や上杉氏ゆかりの谷戸が気になる。切通の地形や海岸もじっくり眺めたい。著名な寺社以外の鎌倉も見て回りたい。

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著者プロフィール

1964年、神奈川県生まれ。1992年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東京大学史料編纂所教授。 ※2019年10月現在
【主要編著書】『中世の都市と武士』(吉川弘文館、1996年)、『武家の古都、鎌倉』(山川出版社、2005年)、『中世都市の力』(高志書院、2010年)、『北条時頼』(吉川弘文館、2013年)、『日本中世の権力と寺院』(同、2016年)

「2021年 『中世の都市と武士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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