古代日本と渡来系移民 百済郡と高麗郡の成立 (古代渡来文化研究 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862152169

作品紹介・あらすじ

古代の日本には、朝鮮半島で滅亡した百済と高句麗の両国から多くの移民が渡来してきた。最後の百済王の王子らは摂津国難波に居した後に河内国交野郡に本拠を移し、高句麗の移民は坂東諸国とその周辺国に移配された後に武蔵国に集結して高麗郡が建てられたという。本書では、高度な技術と文化をもつ渡来系移民の実態がどのようなもので、古代日本の中で期待された役割には何があったのかを、文献史学と考古学の双方から鋭く切り込んでいく。

著者プロフィール

須田 勉(すだ つとむ)
1945年生れ、元国士舘大学教授。博士(文学:早稲田大学)
[主な著書・編著書]
『古代東国仏教の中心寺院・下野薬師寺』(新泉社)、『国分寺の創建-思想・制度編-』(吉川弘文館)、『国分寺の創建-組織・技術編-』(吉川弘文館)、『日本古代の寺院・官衙造営-長屋王政権の国家構想-』(吉川弘文館)、『東国の古代官衙』(高志書院)、『日本古代考古学論集』(同成社)、『国分寺の誕生-日本古代の国家プロジェクト-』(吉川弘文館)、『古代日本と渡来系移民』(高志書院)、『ならびたつ国分僧寺・尼寺 上総国分寺』(新泉社)

「2023年 『渡来・帰化・建郡と古代日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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