フォトアートセラピー: 自分の「焦点」はどこ? 10のPhoto Work

著者 :
  • ビーエービージャパン
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862204578

作品紹介・あらすじ

写真を撮ってアートするセラピー。それが「フォトアートセラピー」です。写真によって自分の内的世界と周りの世界に広がる外界とのコラボレーションを画像として目に見える形にしていくことにより、気づかなかった自分自身のことがわかるようになります。いろいろな自分の「好」が見つかります。さあ、カメラのファインダーをのぞいてみましょう。いつもの帰り道が驚くほど違って見えてくる10のPHOTO WORKを本書で紹介していきます。


写真を撮る。“好き”が見つかる。


CONTENTS

第1章 知る
 自分の光を捜す旅
 写真が見せてくれる二つの世界
 【世界と響きあう】
 感情はエネルギー
 感情を受け取る
 【心で撮る写真】
 私たちはみんな「表現者」
 魔法の法則
 【想像する力】
 ファインダーをのぞくことは、心を見つめること
 【「名前をつける」ということ】
 気持ちを伝える写真の力
 写真を撮ることは、自分の世界に能動的に関わること
 自分の「焦点」を知る
 【シンプルさ】
 創造性を生み出すフォトアートセラピー
 「待つ」ことの力
 写真を「見る」ことの効果
 アートの力

第2章 体験する
 ワークを行うにあたって
 いろいろなカメラ
 PHOTOWORK1 惹かれるものを撮る
 PHOTOWORK2 写真を魅力的に変身させる
 PHOTOWORK3 目を閉じて撮る
 PHOTOWORK4 思い出の場所を撮る
 PHOTOWORK5 自分を撮る
 PHOTOWORK6 自分をアートする
 PHOTOWORK7 携帯編 空を持ち歩こう
 PHOTOWORK8 携帯編 写文 photo letter
 PHOTOWORK9 グループ編 同じ場所を撮る
 PHOTOWORK10 グループ編 同じ人を撮る

第3章 次へ進む
 カメラを持たずに写真を撮る
 心のカメラ
 自分を承認する
 人生に刻む写真

感想・レビュー・書評

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  • ファインダーをのぞくことは、自分の心をのぞくこと。目で見て撮るばかりでなく、聞いて撮る、触って撮る、においを感じて撮る、など自由に写真とつきあう。名前をつけたり、アートしてみたり、自分にとって身近なものが、心に刻まれ忘れられないものになる。写真は繰り返し時間を越えて、エネルギーや想いを届けてくれる。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ファインダーをのぞくことは、」
      ナルホド、、、巧く撮れないのは、アプローチの仕方が悪かったんだ。。。色々試してみようっと!
      「ファインダーをのぞくことは、」
      ナルホド、、、巧く撮れないのは、アプローチの仕方が悪かったんだ。。。色々試してみようっと!
      2013/03/04
  • 『写真は外側の世界と
    それをとる自分自身を結びつけてくれるツール』

    『人は自分の心の窓を通して外の世界を見る』

    写真っていい。

    『心のカメラの感度をあげる。
    カメラのレンズの代わりは瞳』

    瞬きをするたびにカシャカシャって撮ってるという
    感覚になったことを思い出した。
    撮りたい写真がたくさんあって
    特に空をみると、泣きたいほど青くて
    これ、スマホ取り出した瞬間に
    消えてしまいそうで撮らないこともしばしば。
    その時、目をぱっちり開けてから
    きゅっっとつぶる。
    残像がまぶたの裏に残るくらいに刻む。
    その時の感情はきっと写真でも
    表せないものなのかもしれない。

    そんなふうに日々
    自分の眼でみて心で感じて耳をすませて
    五感全部で生ききりたい。

    いい本だったな。

  • 自分を表現し始めると、自分が歩く景色が変わり始める。それだけで人生は活気づく。「私は私なんだ」。写真を撮るようになって意識するようになったものは「光」。光がどれほど被写体に影響を与えているか。カメラを持つたびに光を探す自分。光は人を温め、時に勇気づけてくれる。光は希望であり喜び。写真は、自分の周りにある「外側の世界」を切り取るだけではなく、撮る人の「内側の世界」も写る。写真がみんな違うのは「内側の世界」が違うから。写真表現で大切なものは「こころ」や「思い」であり、技術ではない。

  • 写真て、自分の気持ちに素直になれるきっかけをくれるものなのかな。

    自分の心の焦点が世界と合わさったときに、気づける気がする。

  • 学校でお世話になっているmackeyの著書。ひとりでできるワークがたくさん紹介されています。これを参考に、休日にフォトセラピーでゆっくり自分と向き合う時間を楽しもうと思ってます。

  • my book

  • 何度も頷いてしまう。

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著者プロフィール

大橋牧子(おおはし まきこ)
早稲田大学教育学部卒。文部科学省所管(財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト/フォトセラピスト。NPO法人子ども未来研究所理事/親子のアートセラピークラス「心のアトリエ」主宰。「心のアトリエ」では、今まで延べ100人以上の子ども達にアートセラピーを提供している。またクエストアートセラピスト養成スクールでは、10年近くスーパーバイザーとして多くの受講生たちの成長に関わっている。個人向けセラピストやワークショップのファシリテーターとしても活動の場を広げている。

「2009年 『フォトアートセラピー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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