大阪芸術大学 小池一夫のキャラクター造形学

著者 :
  • 塚本学院大阪芸術大学
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本棚登録 : 13
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862250704

作品紹介・あらすじ

複製時代の中で、キャラクターを守ろう。全ての芸術はキャラクターから生まれる。

感想・レビュー・書評

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  • 2015年8月7日読了。大阪芸術大学で教鞭をとる劇画原作者・小池一夫による、「キャラクター造形学」の講義本。「キャラクター」を産み出し、「キャラを立てる」ことはあらゆる創作者が目指すところだろうが、この本で述べられているのは結局のところ「古典や大衆に受け入れられている作品に学べ」ということになるのか。「全知全能の神」という概念が大衆には実感として理解できないため、「イエス・キリスト」というスーパーキャラクターを設定し、その能力を強調するため「悪魔」という敵キャラが設定された、などの解釈は面白い。創作でも現実の人間でも、「何が彼をキャラクターとして立たせているのか」ということを考えてみるのはよい知的ゲームになりそうだ。

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プロフィール

作家、漫画原作者
中央大学法学部卒。大学時代より時代小説家・山手樹一郎氏に師事。1970年『子連れ狼』(画/小島剛夕)を執筆以来、漫画原作、小説、作詞、脚本など幅広い創作活動を行う。代表作に『首斬り朝』『修羅雪姫』『弐十手物語』『クライングフリーマン』など多数。1977年より漫画家育成のため「劇画村塾」を開塾。独自の創作理論「キャラクター原論」を教え、高橋留美子、さくまあきら、原哲夫、堀井雄二、板垣恵介など多くのクリエイターを育てる。2000年以降は学校教育の中でも後進育成を行う。2005年米国漫画界のアカデミー賞といわれる「アイズナー賞」の「漫画家の殿堂入り」。2010年より開始したツイッターのフォロワー数は80万人を超える(@koikekazuo)。

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