始皇帝暗殺

  • 小池書院
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862252241

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずの美しい絵にうっとり。話の方は、短くよくまとめてあるとは思うが、やや物足りない。始皇帝は死後、兵馬俑を作るのに関わった人々を墓の秘密を守るため全員殺したり子供を産んでいない側室全員を生きたまま墓の扉を閉めて殉死させたりしたと聞いたばかりでもあり(兵馬俑坑のガイド氏談)、始皇帝のイメージが・・・。

  •  映画版とは違う手応えで、再構築された佳品。
     ヒロイン・趙姫と刺客・荊軻の関わりから情愛の要素を薄めた分、彼女と皇帝・政の齟齬がより明らかに浮かび上がり、遣る瀬無さが強調される。
     煩雑な細部を削ぎ落とした上で、人物の心情の変遷を、簡潔かつ適切に解釈して表す手腕が見事。
     漫画化される前から描かせるならこの人だと期待していた、皇氏の緻密で美しいタッチが独自の空気を匂わせる。
     後書きにて“原典と映画と漫画、それぞれを味わい、比べていただくのもまた、一興”と記す通り、複数のメディアが種々の角度から創作する趣向が各々に楽しめる。

  • 神の描く漫画とは正にこれ
    兎に角素晴らしい

  • 読みたいと思っていたので嬉しい

  • 絵がきれいですw

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著者プロフィール

1990年デビューの漫画家。京都在住。近刊『山に住む神』(あすかコミックスDX)

「2021年 『お江戸ふしぎ噺 あやし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

皇なつきの作品

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