ホット&クール! ローソンのソーシャル・キャラクター戦略 (小池一夫のキャラクター新書)

著者 :
  • 小池書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862259387

作品紹介・あらすじ

27以上のソーシャルメディアを活用し、人気キャラクターとコラボ!さらに自社用のボーカロイドまでつくっちゃった!つぶやき1回で10万人が店舗に押し寄せ、1000万人と"ともだち"になろうとしている企業!ローソンのソーシャル・キャラクター戦略の仕掛人(中の人)たちを直撃!『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』『魔法少女まどか☆マギカ』『ドラゴンクエストX』『TIGER&BUNNY』『アイドルマスター』『リラックマ』(順不同)…ローソンとコラボする企業の「中の人」たちにも聞いてみた!

感想・レビュー・書評

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  • 2015年7月1日読了。ローソンのSNS・リアル店舗を組み合わせたキャラクター活用の巧みさについて、劇画原作者の小池一夫が解説した本。「子連れ狼」とローソンは噛み合わなく感じるが、キャラクター創作を塾で教え著作もある著者はかねてよりローソンのキャラクターの扱い方に注目していたのだとか。エヴァやけいおん、まどかマギカなど確かにローソンのコアなマニア向けのキャラクター活用には「そこまでやるか」と思わされるし、単なる販促ではない熱い思い入れを感じる。「あきこちゃん」のみならず「あきこロイド」というボーカロイドキャラクターも創作し、クリエイターとコラボするなど思っていたよりローソンの守備範囲は広かったようだ…。他のコンビニとの差別化は今後も有効なのかは気になるところ。

  • セブンイレブン、ファミリーマートに挟まれて、他社とは違う独自路線をいっている一環として、こういうところに力を入れているとはあまり知らなかった。
    ソーシャルメディアは他のメディアより相対的にコストが低いという面もあるのだろうが、コストパフォーマンス的にはどうなのだろうとも思う。話題になればコストは度外視という考え方もあるのだろうが、このあたりセブンイレブンとの収益の大きな開きに繋がっている気もする。

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著者プロフィール

小池一夫(KOIKE Kazuo)
1949年山梨県生まれ。桜美林学園理事長。桜美林大学名誉教授、聖徳大学名誉教授。英語学・英語史・英語語彙論専攻。日本英語教育英学会理事長・評議員、日本英語表現学会理事、日本文体論学会理事、片平会顧問。著書に『英語学概説』(青磁書房)、『語と構造の間―英語学研究序説―』(青磁書房)、『英語の世界』(共著、三修社)など。その他、英語学・言語学・英語教育に関する論文多数。

「2023年 『君は大学で何を学ぶべきか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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