日本人はどこまでバカになるのか―「PISA型学力」低下 (青灯社ブックス)

著者 :
  • 青灯社
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862280213

作品紹介・あらすじ

[日本人の頭脳が劣化していく]
国際調査で日本人15歳の学力がさらに低下していることが判明した。生きる力、日常生活の課題にどれだけ知識や技能を活用できるか調べるもので、日本の詰めこみ型受験学力は役立たない。
一方、フィンランドはこの活用力を育てる、ゆとりある大胆な教育改革を行い、いまや総合でトップ、経済の国際競争力もトップランクに躍り出た。
現場の豊富な体験をふまえた教育論の第一人者が、発想転換のできない文科省の新学習指導要領や全国一斉学力テスト等を、フィンランドの例や自らの教育実践・思想をもとに鋭く批判し、国際社会に取り残されない、生きる力を育てる教育改革や家庭での子育てのあり方を提言する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2008年刊行。尾木ママによる学力低下に関する詰め込み教育批判書。フィンランド型教育システムへの高評価。低学力層への手厚い支援をいうのは、著者らしいし、個人的には同感。フィンランド型礼賛書なら他の本でも代用可能ではあるが、本書でも十分・有用なのは確か。

  • 初めて読んだ尾木ママ本。

    内容の核にあるのは、知識偏向の従来型日本教育に対する科学的な批判と、pisa型学力の獲得を目指す為の提言である。
    また最近流行りのフィンランド流教育についての文言があった。その授業方法論も勿論だが、法制度などのインフラがあって初めてフルに機能するのではないかとの事も。

    自分が授業する際にどこに重きを置くかという点を考えないとなぁと感じた一冊。

  • PISA型の学力低下の問題から始まり、日本人の学力観が古いこと、統一テストの起こす問題(弊害)、先進的なフィンランド教育の方法、筆者の提言がまとめられている。

    学力とは評価が難しい問題であって、問題の認識から必要な方策が決まってくると思う。その意味では、提言などは耳を傾けるべき点が多いと思う。

  • 尾木ママの愛称で知られる尾木直樹さん。
    とっても親しみやすいキャラクターで大人気ですが、本業は「教育評論家」で、180冊以上も本を書かれています。
    この本は、全国学力テストやPISA型学力、フィンランドの教育などについていかに日本の教育がこのままではマズイのかが語られています。
    TVで見るオネエキャラとは結びつかない、鋭く熱い尾木さんが感じられます。

    【福岡教育大学】ペンネーム:CHE.M.MY

  • 学力低下についていろいろかいてありました。

全4件中 1 - 4件を表示

プロフィール

一九四七年滋賀県生まれ。教育評論家、法政大学特任教授。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、二十二年間ユニークな教育を実践。二〇〇三年に法政大学キャリアデザイン学部教授に就任。一二年から法政大学教職課程センター長・教授を歴任。主宰する臨床教育研究所「虹」では、所長として子育てと教育、いじめ問題など現場に密着した調査・研究に取り組む。著書は二〇〇冊を超える。「尾木ママ」の愛称で講演活動、メディア出演など幅広く活躍中。

尾木直樹の作品

日本人はどこまでバカになるのか―「PISA型学力」低下 (青灯社ブックス)を本棚に登録しているひと

ツイートする