おぎ・もぎ対談 「個」育て論

  • 青灯社
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本棚登録 : 55
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862280671

作品紹介・あらすじ

尾木ママと脳科学者による、「愛」と怒りの、ありったけ全力投球の対話。

茂木 《「偏差値」受験。偏差値が高いと言われる子どもも、低いと言われる子どもも、どちらも傷つける、世界の中でも日本にしかない「奇習」。私も尾木先生も、そんな息苦しい教育現場から子どもたちを救い出したいと、本気で思っている。》
尾木 《私の人生の中で、人との出会いと語らいがこれほどまでに“快感"となって全身を駆け巡った経験は初めてです。》

● 偏差値教育はいじめだ、狂っている。
● 管理主義、画一的な教育で「個」の成長が妨げられる。
● 学校生活にトラウマをかかえる30代40代の大人があふれている。
● 最近、日本人に元気がない、といわれるのは、個性をつぶす教育に元凶がある――。
● 子どもそれぞれの個性に応じた個別教育の推進、詰め込み型授業の
抜本的見直し、教育委員会解体など制度改革を、子どもの立場にたって熱く語り合う。

感想・レビュー・書評

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  • 尾木さんも茂木さんも怒ってます。
    生きる力、学ぶ力、それを日本の子供たちは、間違いだらけの教育で奪われてる!って。

    今の日本で教育って言われているものって、調教じゃないか。
    子供が自分の力で生きていくのに、本当に必要なことって何だろう。
    「いい子」ってだけではないのは、確かだ。

    子供が、育てやすい子であるに、越したことはないと思ってきたけど、大人にとって都合の良い子供が、子供にとって自分を肯定的に認めていられる子供であるかどうかと同義ではないんだよね。

    私も、30過ぎてからだからね。
    勉強って面白いんだと、知らないことを知るのって快感なんだと知ったのは。
    それを、なるべく早く、自分たちで気付いて欲しいなと思っている。
    こればっかりは、教えるもんじゃなくて、気付くものだから。

    その、気付きを阻害する「調教」が学校ではなされているってことに、親は気付いておくべきなのかも。
    先日聞いたプレゼンで、教育っていうのは「育=コーチング」の上に「教=ティーチング」が乗っている。
    土台ができていないと、教えるとか無理って、その通りだと思う。
    子供は、まず、自分で自分をかけがえのない存在だと自己肯定できるようになってから、学ぼうとするんだ。

    でも、本書の中で繰り返し書かれている「偏差値排除」「教育委員会解体」は実現化できるのかな。

  • 昨今の日本の教育システムを厳しく批判。一律画一の型にはめた均質教育ではなく、もっと個人に寄り添った、個を育てる教育をと。すごーく賛同する部分は多々ある、が、ならばどうしたら良いのか。。。こういう書籍を読めば読む程に、わからなくなってくる。。。
    息子をどう先導してやれば良いのか?親の価値観や教育方針が大きく影響するだけに、悩ましい。

  • 対談を収録した構成で読みやすい。子供が小学校に通い始めるまで、あと約1年。図書館で教育関連の本を探す事が多くなっている。

  • 個性を大事に育ててあげるには、親が情報に惑わされず。強くならなくては。

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著者プロフィール

一九四七年滋賀県生まれ。教育評論家、法政大学特任教授。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、二十二年間ユニークな教育を実践。二〇〇三年に法政大学キャリアデザイン学部教授に就任。一二年から法政大学教職課程センター長・教授を歴任。主宰する臨床教育研究所「虹」では、所長として子育てと教育、いじめ問題など現場に密着した調査・研究に取り組む。著書は二〇〇冊を超える。「尾木ママ」の愛称で講演活動、メディア出演など幅広く活躍中。

「2018年 『尾木ママの孫に愛される方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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