警察裏物語

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 235
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862380074

感想・レビュー・書評

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  • 著者の自慢話(しかも一部は結構誇張されているような・・・)が鼻について、なんだかなぁ、な内容だった。

  • 長らく本棚に並んでいたものを読んだ。
    ざっくばらんな語り口で書かれているため、読みやすい。
    警察という組織の一端を面白おかしく書いている節があるため、本書の内容が全てだと思うつもりはない。
    また、10年以上前に書かれた本であるから、今は状況が異なるところもあるだろう。
    しかし、治安を守るという警察の使命、そして生々しい警察官の仕事の一端を垣間見ることができた。

  • 期待はずれ

  • 小説で警察モノを続けて読んだので、実際どうなのよということで警察OBの一冊を読んでみた。警察小説で綴られている内容がさほど嘘ではないということと、踊る大捜査線はいいけど太陽にほえろ!はウソっぽいとか、コネタも含めて非常に面白かった。著者が警察OBだからということもあり全体的に警察麗さんに鳴っているのはやむを得ないが、もう少しシビアな眼で事実ベースで事件を紐解いたりしたら厚みが出たんじゃないかなぁとか思ってしまった。

  • ナース編が面白かったので、こちらも読んでみたのですが…。男の人は好きかもしれない。けど読んでて私の中の警察の方への高感度がどんどん下がっていく感じ。警察「職」への愛情は感じられるんだけど、著者様の自己顕示欲が強いのか、不快に感じる文章が多い。もっと素直に尊敬できるような内容のものかと期待したのに。あと「~だぜ」文が無理。

  • テレビに出たり漫画原作も手掛ける、元警視庁刑事の北芝健さんの著書。
    何かの転覆を目論んだ告発本ではなく、警察の日常や実情の裏話を綴る一冊。
    それもそのはず、著者は悪を憎み正義を愛するそんな警察の理解を広める擁護派。

    収録されたエピソードは誇張を含むかも知れないが、肩の力を抜いて読める文章だ。
    刑事ドラマのリアリティについて言及している点も、きっと楽しめる。
    通報から捜査、そして逮捕から裁判までの流れの再現も興味深い。

    漫画家や小説家を目指していて警察を描きたい方には、設定の嘘っぽさを少なくする資料にもなるだろう。

  • 警察ものの小説が好きだが、元警察官だけに生々しい。
    大マスコミの社員がが賭博して何も無かったことになるなんて信じられないし腹立つ。

  • ヘタな純情派刑事ドラマより、ギトギトした警察組織の裏側をクローズアップしたドラマの方がよっぽど面白いかも。これは警察内部を批判する暴露本というわけではなく、元刑事の北芝さんが体験したことも含め、世間には決して知られていない、知られることのない警察組織の裏側を覗ける一冊。
    将来、警察官を志す人などはチラッとでも読んでみるのもいい。

  • 警察官の正義感の強さ、警察学校での訓練の様子が印象深い。

  • 警察の日常って、本当にドラマみたいと思いました。

    読んでて、日本警察24時間的なものをを見ている気分になりました。

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著者プロフィール

東京都葛飾区に生まれる。祖父外科医、父内科医、母小児科医。早稲田大学卒業。在学中に1年間英国居住。商社を経て警視庁入庁。地域警察(交番等)、刑事警察(盗犯、暴力犯、強行犯等)、英会話能力を買われて公安外事警察(防諜、外国人犯罪、テロ、情報調査等)の捜査に従事。沖縄剛柔流空手6段。日本拳法3段。警視庁柔道2段。全国警察逮捕術大会の優勝チームのコーチを務める。(社)日本安全保障・危機管理学会の顧問、研究講座講師。日本経済大学大学院講師。漫画『まるごし刑事』原作者。
著書には『警察裏物語』(バジリコ)、『日本警察 裏のウラと深い闇』(だいわ文庫)、『悪の経済学』(KKロングセラーズ)、『心理戦で勝つ技術』(KADOKAWA)、『刑事捜査バイブル』(双葉社)、『警察・ヤクザ・公安・スパイ 日本で一番危ない話』『警視庁 強行犯捜査官』(さくら舎)など多数。

「2021年 『麻薬捜査の裏舞台』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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