漆の器それぞれ

著者 : 高森寛子

• バジリコ (2006年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[honryokuさんの感想 · 2015年4月11日]

角偉三郎や山本英明の聞き書きがいい。
漆器をいろいろ紹介しているが、漆器はハレだけの器ではないと定着した今となっては、逆に漆器のバリエーションの少なさを露呈しているかと。

著者プロフィール

婦人雑誌の編集者を経てエッセイストに。２５年程前から使い手の立場で、伝統的な生活工芸品の作り手と使い手をつなぐ作業に携わる。新聞・雑誌での執筆の他、ギャラリーを主宰し、ユニークなイベント、展示会をプロデュースしている。

「2005年 『心地いい日本の道具』 で使われていた紹介文から引用しています。」