新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 515
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862381293

作品紹介・あらすじ

新聞社の業績不振、雑誌の相次ぐ休刊など、メディア業界に逆風が吹き荒れるなか、出版はこれからどうなっていくのか?新聞、雑誌はウェブ時代においてもはたして生き残れるのか?インターネット登場以前からコンテンツ製作に携わり、雑誌『ワイアード』『サイゾー』、ウェブの人気媒体『ギズモード・ジャパン』を創刊、眞鍋かをりら有名人ブログ出版をプロデュースしてきたITメディア界の仕掛け人・小林弘人が、世界のウェブメディア最先端情報を紹介しつつ、今後メディアビジネスで成功するため必須のノウハウをおしげもなく公開。福音か、はたまた最後通牒か?次代メディアの運命を左右する衝撃の書。これを読まずして出版、メディア人は生き残れない。

感想・レビュー・書評

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  • メディアは、プレス⇒ネットへ。
    そして、マス(マスコミ)vsマス(人)。誰でも発信できるようになる。
    メディア(出版)はどうやって生き残るのか?

    WEBが発展する方法は書いてあるが、コンテンツの解説になっていないか。

    「誰でもどこでもメディア環境」
    通信の融合(固定+移動)、記事タイアップ、広告記事、

  • 筆者がメディア(とくに紙メディア)の未来をテンポよくメッタ斬り!大企業出版社や既存流通業界に対してはこれでもかというほどの辛口なコメントでその存在意義を問う一方で、誰もがいつでもコンテンツを配信できる時代(=筆者は「誰でもメディア」と呼ぶ)において、本当の意味での「編集力(ストーリーを作りだす力)」が価値を持つともいう。情報氾濫時代において有限である人々のアテンションを奪い合う時代に突入している。「ハイパーローカル」と(か)「パーソナライぜーション」が勝ち続けるメディアに必要な視点とは納得。覚えておきたい引用箇所、多数あり。

  • 社会
    メディア

  • ビジネス

  • 図書館
    挫折

  •  少し前に読んだ『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』がわりと面白かったので、同じ著者の旧著を読んでみた。

     5年前に出たものなので、ドッグイヤーのITの世界を論じた本としてはいささか内容が古くなっている。それでも、一読の価値はあった。

     ネット黎明期の1994年に『WIRED』日本版を創刊した著者は、ネットと出版の境界線上を先頭に立って走ってきた人である。
     その著者から見て、旧来の出版人・新聞人がいかに時代遅れであるかが、随所で厳しく指摘される。どちらかといえば「旧」側に身を置いている私としては、耳の痛い箇所も多い。

    《「あなたは出版人だというのに、システム開発やコンサルまでやっているのか?」とよく驚かれることがあります。そして、それは「出版」ではないと言われます。
     すでに、本稿をここまで読まれた読者の皆さんにはおわかりだと思いますが、ウェブ上ではそれらすべての領域にまたがって、メディアという雲が覆っています。「出版」という概念が、紙の束をパッケージにして全国津々浦々に流通させ、販売する商行為と不可分なことであることと同様です。》

     ただ、著者の文章はかなり拙劣である。
     日本語として不自然な箇所や、明らかな言葉の誤用も散見する。「未来の芽をつむぐ」(たぶん「摘む」と「紡ぐ」がゴッチャになっている)とか……。

  • 74,91,193まで

  • もっと早く読んでおけばよかったと思う面白さ。これからのメディアを考えるにあたり参考になります。

  • メディア論とは言っているが、雑誌や新聞などの「情報」のみの話であって、知識や思想などを提供する書籍はまた別の話といったスタンスの本。

    ネット世界で生き残るために必要な最低限の知識と心構えを教えてくれる。

    ただ、文章としては著者がいうようなパッケージされた書物のもつ特徴である内容の冗長性ではなく、一つ一つの話しが冗長になってしまっており少々読みづらいと感じた。

  • 「サイゾー」やギズモード・ジャパンを立ち上げた著者による日本におけるメディアのあり方や、米国の潮流についての説明。日経ビジネスオンラインに連載されていた内容をまとめただけ遭って必要以上に細かい内容が綴られている感じは否めないものの、ひとつの参考にはなるかな、という感じ。雑誌連載をまとめると焦点がぼやけがちになってしまうのはやむを得ないが「出版」に関する考え方はうなずける部分もあり。

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著者プロフィール

1965年長野県生まれ。株式会社インフォバーン代表取締役Co-CEO。株式会社デジモ代表取締役CEO。ビジネス・ブレークスルー大学教授。「ワイアード」「ギズモード・ジャパン」など、紙とウェブの両分野で多くの媒体を立ち上げる。日本初のブログ出版、オーディオブック、3Dプリント可能なコンテンツなど、つねに新たなメディアのかたちを追求。1998年、株式会社インフォバーンを設立し、国内外企業のデジタルマーケティング全般からウェブメディアの立ち上げ・運用などを支援。2012年、株式会社デジモを設立し、3Dスキャナーを用いた身体3D化サービスを行う。主な著書に『新世紀メディア論』『メディア化する企業はなぜ強いのか?』『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』。主な監修・解説書に『フリー』『シェア』『パブリック』『MAKERS』ほか多数。雑誌『WIRED.jp』エディトリアル・アドバイザー。「共創」をテーマにしたメディア『cotas(コタス)』の監修を務める。

「2015年 『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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