からだのメソッド-立居振舞いの技術

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 70
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862381330

感想・レビュー・書評

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  • 20150228

  • 江戸時代以前の日本人と、現代人の体の使い方がかなり変わってきており、大きく劣化していることは近年主張されていることだが、この本は、主にかつての日本人がまとっていた、下駄や着物、箸などの日常道具と、立ち方、歩き方、座り方、食べ方など日常動作との関係を詳細に分析しながら、今日の日常動作の問題点を浮き彫りにしている。

     日常的にまとう物や環境が劇的に変わっているにもかかわらず、その動き方は過去の動作を継承しているところもあり、その相性の悪さが現代人のふるまいを不恰好にし、心身ともに貧弱にさせている例も多い。

     立ち方、歩き方、座り方、食べ方などは、あまりに日常的なため、きちんと教えられることはないが、ここまでドラスティックに変化した環境の中で、身体が悲鳴を上げている現代の日本人にとってもっとも必要なのは日常動作の再点検だということを改めて考えることができる良書である。

  • 着物の帯はどこで締めるのがいいのかなと思った所から読んだ本。

  • 読んだ。

  • 09/6/12

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プロフィール

1967年生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。整体協会にて研鑽を積んだ後独立し、日本身体文化研究所を主宰。武蔵野美術大学講師。大学では体操競技を専門とし全日本選手権、インカレ等に出場。選手時代の姿勢訓練が高じて日本の修行・芸道の身体技法を研究する。姿勢研究の一環として椅子のデザイン開発に着手。「身体感覚のデザイン」をテーマとしたプロダクトレーベル‟Corpus”をプロデュースし、デザイン・製作を手掛ける。椅子の販売・コンサルティング会社の顧問も務める。著書に『椅子と日本人のからだ』(晶文社/ちくま文庫)、『たたずまいの美学』(中央公論新社/中公文庫)、『美しい日本の身体』(ちくま新書)、『日本人の坐り方』(集英社新書)、『からだのメソッド』(バジリコ/ちくま文庫)などがある。

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