自分をいかして生きる

著者 :
  • バジリコ
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862381484

感想・レビュー・書評

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  • 今この瞬間に感じていることはあまり語ろうとしない。(27頁)
    →上司とルール、と自分。
    →誰のためか、どんなサービスの先にも人がいる。

    「いい仕事」とは、…「いる」感じがする仕事(36頁)

    「どんな○○○になりたいのか?」
    →その職業である必要性はない。
    <自分>になりたい

    今の世の中の「センスがいい」=選択能力??(55頁)

    好きなこと× → 「大切にしたいこと」を仕事に。
    『自分がお客さんでいられないこと』を仕事に。

    「はじめればはじまる」、「はじめないかぎり、何もはじまらない」(84頁)

    毎朝、自分に問いかける。
    「もし今日が人生最後の日だとしたら、本日これからやる予定のことを、私は本当にやりたいだろうか」(119頁)

    その仕事の「意義」をつくったのは、自分?誰か?
    人間は自ら整合性をつくってしまう。その範囲は大きい。だからこそ、時折考える。

  • 2009.09.17 読了。

    !!!バイブル。

  • 働き方研究家 西村 佳哲さんの「自分の仕事をつくる」から6年越しの続編。
    まえがきから、気になるフレーズがたくさん出てきます。

    <仕事>は<人生>と、<働き方>は<生き方>と背中合わせで、他の誰にも肩代わり出来ない一人ひとりの<生>に直結している。
    人間の一番の大仕事は「自分をいかして生きる」ことなんじゃないか?


    本文で気になったことは以下。

    人間は基本的にいい仕事をしたい生き物だと思う。
    ・・・他の人々に対して「いい影響をもちたい」という欲求があると思う。「いい影響」とは、その仕事に接した人間が「よりハッキリ存在するようになる」ことを
    指すんじゃないか。

    (加藤晴之さん 元デザイナー→蕎麦屋店主)
     いつだって自分の思うようにはなっていない。でもその瞬間瞬間、いちばん自分ができること・やれることをやってゆくと、次のドアが待っていたり、
    開いたりしてきた。
     僕の中で「生きる」ということは、「自分を表現する」ことです。どれだけ正直に表現できているかということが、人と向かい合った時にまず大事なことなんです。

    (スティーブ・ジョブス アップルCEO)
     現在に至る33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問いかけるのを日課としてきました。
    「もし今日が人生最後の日だとしたら、本日これからやる予定のことを、私は本当にやりたいだろうか?」

    肩の力を抜いて読む本です。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒。建築設計の分野を経て、つくること・書くこと・教えることなど、大きく3種類の仕事に携わる。デザインオフィス、リビングワールド代表。多摩美術大学、京都工芸繊維大学非常勤講師。働き方研究家としての著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『自分をいかして生きる』(ちくま文庫)、『自分の仕事を考える3日間 Ⅰ』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(以上、弘文堂)、『かか
わり方のまなび方』(筑摩書房)など。

「2011年 『いま、地方で生きるということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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