- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862381675
感想・レビュー・書評
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野菜は食べなきゃいけないものではなく、食べなきゃいけないと思わされてるもの。野菜を食べなくてもいいという考えになるだけで、だいぶ救われる大人も子どもも多いのでは。
内容的にはそのようなことが繰り返し書かれているので、概ね頷ける内容だが、段々と飽きてきてしまう部分も(笑)
けど大人になれば食べられる、で考えられればそれが一番だと思った。
最後の70点を目指す食生活は心に置いておきたい。バリエーションなどの工夫よりも、まずは土台の優先順位をしっかりさせることで、大人にも子どもにも良い結果となる食生活を。
・しっかり外遊びをさせる
・子どもの飲み物は水、麦茶、番茶
・朝ご飯をしっかり食べさせる
・子どものおやつは食事と考える
・カタカナ主食は日曜日詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うんうんと頷ける部分も多かったですが、果たしてこの食事が本当にいいものなのかは疑問が残りました。
子供は野菜が嫌いだとはいえ、小さいうちから野菜の味にも慣れさせたいのは親の心理。
まあまあ、参考程度に読んでみるのも面白いと思います。 -
大枠では頷ける話が多い。
所々に誇張的な表現、検証を経ない荒い論が散見されるのが勿体ない。 -
この本を読んで少し納得。確かに子供の時は食べれなくて、大人になったら美味しいと思うようになったのがたくさんある。私の中でその最たるものがゴーヤー。苦くて食べれなかったのに、今はその苦味がたまらない。あ、ビールもね。でも野菜は子供の頃から、適度に食べさせたほうがいいとは思いますが。
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図書館の新刊コーナーにて、一目借り!
読んでみて目から鱗の納得ナットク!
ま~納得するのはこの分野に無知が故ですが、自分の野菜嫌いのゆえんが分かったよ。タイトルに『子どもが』とあるけど。そこはつっこまない(笑)現在でも嫌いな理由は無かったけど、要するに幼児体験は後々に多大に影響があると勝手に結論。
この本は「子どもの食育に悩む主婦」向けですが、まったく主婦じゃない人でも読んでてフムフムと言える内容です。 -
2010年6月
川口市立図書館で借りて読みました。 -
子供が 嫌いな野菜は 子供が本能的に 排除してものだから 無理やり食べさせなくて良い。
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へぇ〜という内容で面白かった。筆者の言うように「子どもが野菜を食べなくて困ります」と言う人は多いけど、何に「困る」のかと言われれば、別に具体的にまずいことがあるわけじゃあないんだよね。そう思いこまされてるだけ、っていう面は確かにある。
夫は子どもの頃ひどい偏食で、炭水化物と卵しか食べられなかったそうだ。当然給食の時間は拷問で、まずパンだけしかのどを通らず(本当にのどより先に行かないらしい)昭和40年代のこととてそんな子どもの言い分が通るわけもなく、給食の時間から休み時間の間ずーっと、先生がいいと言うまで机の前に座らされてたと言う。今なら登校拒否してるよねえ、昔の子どもはそんな選択肢があるなんて夢にも思わんかったから、でも結構機嫌良く学校に通ってたなんてちょっと鈍いんじゃあないの、などとよく笑い話になってる。ごくたまーに給食に卵うどんが出ることがあって、その時は「今日はお腹いっぱい食べられる!」と涙が出るほど嬉しかったそうだ。この超偏食児は何ごともなく(たぶん、ね)健康に育ち、おじさんになった今ではまあ普通に食べてるので、子どもの偏食って本当にどうってことないんじゃないかと思う。したがって我が家の子ども達は食べたいものだけ食べてる。(とはいっても、スナック菓子や炭酸飲料はある程度避けてきたけれど)
子どもの好きなものにわからないようにピーマンや椎茸を混ぜたりすることのばからしさは、まったく筆者の言う通りだと思う。そんな風にしなければいけないと思いこませてる側の責任は重い、と言うのも実にその通り。 -
我が家には、まさに野菜嫌いな5歳の息子がいます。
タイムリーなタイトルに釣られて、思わず手に取りました。
内容は、もちろん単純に「好き嫌いOK!」とかいう極端なものではなくて、
幕内先生らしい、科学的かつ歴史から見た、「自然」「当然」「納得」のお話し満載です♪
例えば、砂糖や油って、当たり前の食材って思ってしまっていますが、歴史的に見れば、ほんのごく最近できた”加工品”なんですよね!
ジュース等の「恐ろしさ」など、その他の問題提起のラインは、他の本と同様。
幕内先生の本は私にとって、時々読み返して、「どきっ!砂糖って”麻薬”に、私の私は染まってる!」等と、反省する本です(笑)
でも決して、ストイックさを求めているのではないので、読んで元気になります♪
何より、「余計な指導や指針のお陰で、必要以上に悩まされている現代のママ達の心を、解放したい!」という思いやりが一番の主旨と読み取りました。