人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 642
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862381781

感想・レビュー・書評

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  • この題名にもあるように、著者の結論は「人は死なない」ことである。
    魂があり、その魂が人間の身体と言うぬいぐるみを着ているだけであって、霊魂は死んでも在り続けると言うこと。
    著者は東大の医学系教授と言うことで、科学的に物事を考えることは必然であるこは至極まっとうなことだと考える反面、医者として医療の現場に立ち会ってきた経験を元に「霊魂は確かにある」ことを実際見てきた人。

    霊魂は在ると言う証明は一つでもあれば確証は得られるが、霊魂はないと言うことを証明することは絶対に出来ない。
    そして霊魂は在る、と考えた方が今ある「生」をよりよく生きられる。と言うのには納得させられた。

  • 筆者が摂理という存在。また、霊現象などを様々な事象から紹介されているところは興味深かった。

    過酷な医療現場で日々闘う筆者だからこそ、また説得力があるということなのだろうか。

    科学だけで証明できるものは限られているという見解とともに、だからこそ、そこに執着しては視野が狭くなってしまうというものが伝わってきた。

  • 矢作先生が どんなふうにスピリチュアルに目覚めていいたかが とても 親近感がもてる文章で書かれている

    ご両親とのお別れで
    医師であり 息子である著者が 
    葛藤する姿が印象的

  • 分子生物学者の村上和雄さんが言われる「サムシング・グレート」に通じるものがあった。著者が、亡くなったお母様と霊媒師を通じて話す体験などの様々な「非日常」から、人間の魂は永遠であり、何か大きな力によって見守られているのではないかということを深く考えさせられる一冊。

  • 以前に購入した本は再購読。
    どうだろう?現代は、科学万能主義に傾きすぎてやしないだろうか?
    証明できないから、信じない。信じられない。しかし、分からない人、心を閉じている人にこの本は無理に説得しようとはしていない。
    東大大学院医学部救急チーム。まさに科学の粋を一端を担うべき医療者が『摂理』という表現で、人の生を説いている。
    あえて宗教とは距離をおきながらも、自然、宇宙の領域からくる得たいの知れない力の支配を摂理と呼んでいる。
    わたしは、先生の肩をもちたい。むしろそれを信じたい。そしてその摂理を読み取る方に歩みたいと感じた。

  • 我々の生きる知恵が、学問の種別を越えてスピリチュアルな域に到達しつつあることが丁寧に書かれている。著者自身の個人的な体験、職業上の体験からも書かれている点に説得力がある。心霊についての研究も「俄には信じられない話かもしれないが」としながら、冷静に耳を傾けるような引用の仕方がよい。自分が知っていることは、この世の摂理のほんの一部にすぎないのだという認識、見ようと思うこと以外は見えないものだという自戒を大切にしていきたいと思わせてくれた。

  • 「人間は実は二つの違う次元の中を生きている。その一方は、ふだんは見えない。」
    「人間は死後、地上の肉体を除いて、意識・記憶を含む自分の個性の全てを保持して生が存続する。」

    生死について、寿命について、宇宙について、人間について、この世の全てについて、要するに摂理について考えが深まる。

    「非科学的なもの」に対する考えを変える一冊。

  • よい

  • さらっと読んでの感想なので、見方が違うかもしれませんが、
    医学部教授が、敢えて経験談や思想を軸におき、死について考察した一冊といったところでしょうか。
    個人的には非科学的であることだったり、科学的に証明が難しいことをふんわり捉えることが割と好きであるので、読んで納得する部分が大いにありました。
    また日本的な死の捉えにも大いに興味が湧きました。

  • 借りた本
    人は必ずこの世を去る
    今を一生懸命に生きる

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著者プロフィール

1956年、神奈川県生まれ。81年金沢大学医学部卒業。82年富山医科薬科大学の助手となり、83年国立循環器病センターのレジデントになる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻教授兼工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、15年にわたり東大病院の総合救急診療体制の確立に尽力する。16年3月に任期満了退任。著書に『おかげさまで生きる』『見守られて生きる』『動じないで生きる』(すべて幻冬舎)などがある。

「2020年 『「ねばならない」を捨てて生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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