行ってもイイ精神科、ダメな精神科

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 76
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862382023

作品紹介・あらすじ

病歴30年。うつのプロが行って、見て、書きました。東京都23区のおかしくて、かなしくて、するどい精神科ルポルタージュ。うつ状態の人&精神科医必読!

感想・レビュー・書評

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  • うつ病の著者が都内23区各一院に患者として受診するルポ。精神精神保健福祉士という資格を持ちクリニック勤務経験もあるらしい。各病院の評価は多分に主観的で一貫した視点で評価しているとはとてもではないが言えない。しかし本書の価値は、著者の評価内容ではない(病院名も明かしてない)。同じ症状の患者(=著者)に対してここまで異なる診断が下され異なる薬が処方されるという事実そのもの。病院選びは難しいということを改めて突き付けられた。

  • ネットで話題になっていた本ですね。三枚橋病院の元院長の石川信義先生(宇多丸さんの父君)が推薦文を書いていてあれっと思いましたが、パンクバンド、ガガーリンのボーカルだった著者は群馬県の有名精神病院にワーカーとして勤務していたとあるではないですか。ぐぐってみたらやっぱり三枚橋病院、そんな人がいたら流石に気づいているはずだから、ぼくとは入れ違いだったんでしょうね。ちょっと残念でした。うつ的になった著者が23区の精神科クリニックをひとつずつ受診して回ったルポルタージュ。このあいだ山崎春美の著作集で「ウイークエンドエンドスーパー」の話を読んだばかりでしたが、この本の仕掛け人も末井昭さんとのことでした。

  • 493.7

  • 本当に医者って千差万別。良い医者に出会いたい。

  • この著者の医師の判断基準には共感できます。ただ、診察前などに行われることがあるカウンセリング・質問などをする方(経験の浅い若い人が多い)に対する評価は厳しいかなと…こういう方達は成長過程にいるので、将来性を見てほしい。実際にその人と接しているのでそれを見越した判断なのかもしれませんが…

  • 患者サイドからのルポ。
    つまり鵜呑みにしてはいけないが、自分の知識を過信してる人には省みるいい機会になると思う。

  • おもしろかった。
    私も経験があるけど(付き添いとして)、精神科っていろんな先生がいる。
    ひどい先生も!!
    こんなん病気じゃなくても、病気になっちゃうよ!!って先生とか。

    ひろ新子さんは、体を張って体験ルポを書いた。
    ホントいろんな先生がいるんだなぁと思った。
    精神科を受診するときは気をつけよう!!

  • 着眼点と行動力に敬服したい。同じ患者さんで、これほどの違いが出ることに、ちょっと驚く。
    23も回る必要ないよって思った。
    個人の主観で書いているので、それはそれで受け止めるが、間違った解釈が多すぎる。

  • 過去には医療関係者であった筆者が、23区の1区1病院を選んで、筆者を医者がどのように判断するかをまとめたルポタージュ。

    別に23病院でもよいが、それぞれの区の風景の描写も含めて、その区の文化や状況に応じて、病院があることもそれとなくわかる内容だった。

    もちろん一番のポイントは同じ症例の筆者を見て、医者がどのような診断を下し、どのような薬を処方するだと思う。見事に23病院で23通りになってしまったのは精神医学とはある意味そのようなものなのかもしれない。とにかくよく傾聴して、簡単に判断せず薬を多く出さない、心理検査などを多用ししない病院がよいような気がした。ある意味、業界人にとってはショックだろうなと思った。

  • 2013/11/19読了。

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