唯今戦争始め候。明治十年のスクープ合戦 (新書y)

著者 :
制作 : 黄 民基 
  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862480682

感想・レビュー・書評

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  • 2006年刊。◆新聞とは何か。維新期では、開陳した自らの政治的立場を広める役割を担う。つまり、黎明期自由民権運動(西南戦争前)における各々の機関誌であった。それゆえ、新聞の自由な紙面と発行を阻害すべく、西南戦争の前年、新聞紙条例と讒謗律が成立。が、その新聞の危機を救ったのが「西南戦争」報道であった。つまり読者の読みたいものは政治主張でなく、現に勃発した戦争。これを踏まえ、各社は戦争の背景事実の解説から現地取材へ、見聞事実に基づく客観報道へと舵を切る。◇本書はその模様を各新聞の比較によって切り取って見せる。

  • 近代ジャーナリズムの芽生え。
    草分けの時代というのは何時何処でもきらめくものを持っている。
    気迫が違う。
    そして対照的に、如何に今のジャーナリズムが衰退しているのか、単なる「業界」になっているのかが分かるというか…。
    西南戦争を巡る各新聞社の戦術や思惑も分かりやすく、堅苦しく感じずにさらりと読めるところも良いです。

  • 福地が結構出張ってるので買いました(未読)

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プロフィール

1948年、大阪市生野区に生まれる。ルポライターとして東欧報道、北朝鮮報道に携わってきた。著書に『唯今戦争始め候。明治十年のスクープ合戦』『「ならず者国家」はなぜ生き残ったのか』など、訳書には『軍部! 語られざる韓国の暗部』』『北朝鮮 その衝撃の実像』『国家安全企画部 韓国現代史の影の権力!』など多数ある。

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