外国人投資家 (新書y 168)

著者 :
  • 洋泉社
3.26
  • (2)
  • (8)
  • (22)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 83
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862481061

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [ 内容 ]
    投信や年金基金からヘッジファンド、プライベートエクイティ(買収ファンド)まで様々な業態を持つのが外国人投資家だ。
    日本の株式市場で最大シェアを持ち、その売買が株価を上下させるため、常に注目を集める外国人投資家は、日本株を、日本企業の将来性をどうみているのか?
    また、株式の外国人保有比率が一定の割合を越す企業では、株主総会で議案の承認を受ける際に、彼らの支持が必要になる。
    個人投資家も企業経営者も、彼らの存在を無視して意思決定を行うことは不可能だ。
    日本の企業や株式市場にさらなるグローバル化を求める外国人投資家、そのダイナミズムに迫る。

    [ 目次 ]
    第1章 そもそも外国人投資家とは誰なのか
    第2章 日本市場において外国人投資家の存在感はなぜ高まっているのか
    第3章 外国人投資家が買わないと上がらない日本株の仕組み
    第4章 外国人投資家に買われる株・売られる株
    第5章 外国人投資家は日本の政治・経済をいかに読み解いているか
    第6章 外国人投資家は日本企業に何を要求するのか
    付章 大手外国人投資家の紹介

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「外資=ハゲタカ」という先入観を払拭させるように、わかりやすく、手広く書かれている。反面、意外性や驚きのない、情報列挙のいかにも実学の書といった感も否めない。新聞を読んでる方なら、ご存知の内容も多いのではないかという印象を受けた。もう少しチーフストラテジストとしての裏話など、遊びの要素があってもよかったのでは。守秘義務があって放談するわけにはいかないのでしょうが。

  • メリルリンチに勤務する菊地正俊氏によるこの本は、入門書としてあまり知識が無い人が読んでもわかりやすく書いてあります。用語について分からないところがあるかもしれませんが、業界の人がよく使う言い回しなどについても触れられており、お勧めです。現場にいる人だから書けた一冊ではないでしょうか。

菊地正俊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×