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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784862481146
みんなの感想まとめ
死という避けられない運命をテーマに、人が生きる意味を問い直す哲学的な考察が展開されています。著者は、ハイデガーやニーチェ、プラトン、パスカルといった哲学者の視点を通じて、超越的な世界に対する批判や、生...
感想・レビュー・書評
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タイトル通りのテーマの本。
人は、必ず死んでしまう運命にあるのに、なぜ生きなければならないのか、という哲学的な問いかけにハイデガーやニーチェ、プラトン、パスカルなどを用いつつ考察。
超越的な世界を規定することに対して小浜さんはニーチェ同様批判的でもある。
哲学者の中島義道に対して、「生きる意味などない」と言いながら、著作でのシニカリズムは矛盾しているのではないか、哲学ではなく単なる気分をぶちまけているだけではないかという批判的な言葉を寄せている。
「哲学は役に立たない」という最近の哲学者の言葉に対して、歴史的にみると哲学は万学の基礎であったと切り返す方向性は私もそう思った。
ただ、本書は宗教書や人生哲学のように、「生きる意味」「死ぬ意味」の答えは与えてくれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死を知ることによって、生を知るからだそうだ。
死の概念を持つこと自体が、人間が社会と文化を造り上げたことの動機であるし、それ自体が人間が人間たる条件でもある。みたいな。 -
意識無意識の問題と、人が死んで悲しいのは自分の中にある共同体としての他者がいなくなることでその一体感がなくなり云々。小浜逸郎はうちの近くにある国士舘大学の人らしい。この人の本は結構好き。大学1年の時に読んだ「弱者とは誰か」(っていうタイトルだったと思う)も良かった。
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