歴史としての戦後史学―ある歴史家の証言 (洋泉社MC新書)

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  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862481276

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  • 網野善彦氏の目から見た戦後歴史学(主として中世史)の変遷を、論文書評・日本常民文化研究所の移り変わりなどを通して、浮き彫りにするもの。農業(特に米作)以外の商業史・都市史・漁業史などに焦点を当てていく網野氏の研究活動の基盤を理解することができる。ただ、私の側に、荘園制の変遷過程に関する知識がなく、まだまだ読みこなせていない。ちなみに、渋沢敬三と柳田國男の歴史学に関する手法の違いについてⅤ章に書かれているが、興味深い内容である。

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著者プロフィール

1928年山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。都立北園孝行教諭、名古屋大学文学部助教授、神奈川大学短期大学部教授、同大学経済学部特任教授を歴任。専門は日本中世史、日本海民史。著書に『日本中世の非農業民と天皇』『無縁・公界・楽』『異形の王権』『蒙古襲来』『日本の歴史をよみなおす』『日本社会の歴史(上・中・下)』『「日本」とは何か』『歴史と出会う』『海民と日本社会』ほか多数。2004年逝去。

「2018年 『歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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