僕たちの大好きな団地: あのころ、団地はピカピカに新しかった! (洋泉社MOOK シリーズStartLine 13)

著者 : 長谷聡 照井啓太 青木俊也 原武史

• 洋泉社 (2007年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[雨こんこさんの感想 · 2022年10月25日]

『世界一美しい団地図鑑』で団地に魅せられたが、そちらよりライトに楽しめる団地本。
どちらかというと団地そのものよりも団地暮らしを懐かしみたい人向け。
団地での生活や歴史にフォーカスしており、団地全盛期の懐かし家電・食品についてや、団地が舞台となる映画の特集、大江千里氏との対談など内容は濃い。団地カタログとして巻末に紹介されている36棟が二色刷りなのが惜しい。
もう絶版になっており手に入れるのは難しいが、団地の外観を愛でたい方には『日本懐かし団地大全』がお勧め。

[もずさんの感想 · 2010年5月23日]

団地好きにはたまらない，団地のバイブル．今はなき団地たちも写真を見る事で当時の姿を思い描く事が出来る．

[tomoclipさんの感想 · 2007年8月19日]

昭和30年代から以降多く開発された団地、いまや「団地マニア」が登場するほどに、レトロなイメージのものになったていたのか・・と感慨しきり。友人が住んでいた赤羽台団地の様相に驚いたのははるか昔。今やあそこが「団地の聖地」と呼ばれているとはまたまた二重の驚き。核家族の暮らしの見本のような団地も、いくつかは既に壊されて新しい姿に変わってしまったようです。建物・間取りそしてインテリアや家電・什器について多くのページが割かれていて見ごたえはありますが、コミュニティとしての団地についての言及が少ないのは残念。