霊魂の民俗学―日本人の霊的世界 (Modern Classics新書 15)

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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862481368

作品紹介・あらすじ

列島に生活する人々が無意識のうちに持っている「神」と「霊魂」の世界。出産、七五三、初詣、葬式、祭り…、われわれ日本人は無意識のうちに霊的存在とのつながりを示す儀礼を受け入れ、生活している。本書は、日本古来より伝わる生活儀礼に着目し、その儀礼やしきたりの根幹にある日本人の「霊魂観(神観念)」を検証し続けてきた民俗学の泰斗、宮田登の講演記録である。「この世」と「あの世」の存在、また、その二つの世界を行き来するモノの存在を無意識に認める日本人独特の霊魂観とはどのようなものかを解明し、生活儀礼の根底に垣間見える日本人の「生」と「死」について考察する名著。

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著者プロフィール

宮田 登(みやた・のぼる):1936?2000年。神奈川県生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を務める。著書として『ミロク信仰の研究』『都市民俗論の課題』『江戸のはやり神』『妖怪の民俗学』『ケガレの民俗誌』『はじめての民俗学』など多数。その関心は民俗学から日本史学、人類学等、周辺諸学におよび、研究の成果は国内外で評価された。

「2023年 『霊魂の民俗学 日本人の霊的世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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