新耳袋殴り込み

  • 洋泉社
3.40
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本棚登録 : 69
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862481788

感想・レビュー・書評

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  •  山の牧場 幽霊マンション ノブヒロさん 
     行くと呪われる廃ホテル 天狗神社

     どれも実際経験してみなければわからない、からだの中からぞっとする。

  •  新耳袋―現代百物語に登場する怪奇スポットを巡り、怪奇現象を写真やビデオに収めようと四苦八苦しながら東奔西走する、愛すべきバカ達のルポルタージュ。装丁が新耳袋のパロディとなっており、章立ても九十九話になるようにしている。
     さて中身だが、ノリが肝試しにきた無謀な若者風で馬鹿馬鹿しく面白い。怪奇現象が起きたら起きたで怖いし嫌だし、起きなければ本にならない。
     基本、体当たり取材のため、空振りに終わることも多いが貴重な話や体験を得ることも。成功と失敗両方を書かなければ本にならないという、著者の屈折した心情描写も笑わせてくれる。
     何より、参加者達の感情豊かな本書を読むことで怪奇スポット巡りを疑似体験できることが、出不精な私にとっては何より嬉しい。
     最初は下ネタオチだったり勘違いだったりドッキリだったりと、ふざけた内容が続くが、次第に見間違いや聞き間違いでは説明できない現象が、彼らを襲うようになる。
     DVD企画と連動しており、DVDも観ると、面白さ倍増である。

     実際に記録された怪奇現象がホンモノなのか、ヤラセなのか。
     信じる・信じないは、読んだ(観た)人の自由である。

  • ■ 1169.
    <読破期間>
    H23/7/27~不明

  • 殴り込み第一弾
    新耳袋で出てきたスポットに実際に行ってみるという内容。
    「山の牧場」、「幽霊マンション」、「廃ホテル」、「天狗神社」を突撃。
    中山さんは本書は新耳袋のパロディと述べているが、
    実際に怪異に遭遇しているため、読む価値はあるかと思われる。

    また、「ノブヒロさん」の後日談(耳袋で語られなかった部分)の話も記載されている


    中学生の悪ノリみたいな語りでなければ、
    ファンの間の評価も良かったのではないかと思われる。

  • 「新耳袋」の恐怖スポットに突撃取材という企画ですかねこれ。
    よくこんなことできるなと思うけど、なんていうかくだらない。
    文章のせいかな。マジメなのか笑わせようとしてんのかわからない。
    この人ホントにライターが本業なの?ってくらい。
    夜中にあんな怖いとこ行く勇気というかプロ根性だけはすごいと思うけど。

  • 「怪談 新耳袋」の舞台となった場所へ、突撃取材した内容を本として編集した作品。
    実際に行ったところで何か起こるわけではないだろうと思い読み進めたところ、
    実際には考えられないような体験をしていることに驚かされる。
    そして、そんな体験をしながらも、出版していることがもっとすごい。
    「怪談 新耳袋」自身を読む勇気がない方にはお勧めかもしれない。

    ※DVDとしても発売されている。
     (レンタル店にて目撃!)
    ※誤字・脱字が多いのは気になる。

  • 天狗神社怖すぎる


    ていうか最後の「真実をおしえてやろうか」がもう…

  • 新耳袋でも特に怖いエピソードの現場へ実際に出かけて肝試しまがいのレポートするというもの。
    行く先々で大の大人がビビりまくりながらも、罰当たりな潜入を試みる。そのやりとりは肝試しというよりは珍道中のそれ。
    しかし場所が最恐スポットなので、何がしか不思議な体験をしてしまう。
    個人的に気味が悪かったのはやっぱり「山の牧場」。霊的をいうより、なにか生身の人間が介入しているが、どこか正気とずれてる。っていうのに空恐ろしさを感じた。

    「幽霊ホテル」の下りを読んで寝ていたら、夜中の3時に嫁が俺の寝室に何かを取りに来た。
    ちびりそうやった。。。

  • 新耳袋に殴り込み!?
    どういうことかは読んでからのお楽しみ♪
    こっちも怖いよ。

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