- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862482167
感想・レビュー・書評
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表題のとおり、マスコミなどで語られるヘッジファンドと、著者が実際に実を置いているヘッジファンドの真実の姿を内部の観点から細かに述べたもの。ヘッジファンドの真実を語る以外に、ヘッジファンド業界、ビジネスの構造、中で働く人々についてもたいへん詳しく書かれてある。
個人的に、セルサイドアナリストからバイサイドアナリストに転身した時の生活の違いの細かい記述・体験談や、ファンドの様々な形態の特徴、(著者の経験談も含む)ファンド設立とその後徐々に大きくなっていく(もしくはうまくいかなくて清算する)道のりを興味深く拝読した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ヘッジファンドとは何か」を知りたい人には最適かもしれない。とあるヘッジファンドの人の一日や、色々なストラテジーが紹介されていたりする。また、一般的な疑問も大まかに回答。ただ、マネー運用の観点からは、一般人には専門的過ぎてあまり向かない。
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買いましたが時間が無くてまだ読めていません(--;
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現役のヘッジファンド在籍者がヘッジファンドについて語る珍しい本。
二つの点で良かった。
1ヘッジファンドがわかる
あまり詳しく語られないヘッジファンドの実情がわかる。必要資金や実際のポジションの取り方、金融機関との関係などけっこうおもしろかった。
2リサーチ
いくつかある戦略の中で株を扱ってる著者のファンドでのリサーチの肝が垣間見れる。いまやってるバイトで見習うべきところが非常に多く有意義だった。
ちょっとヘッジファンドに興味がある人におすすめです。 -
著名アナリストさんの書いた現場本。ヘッジファンドの話だけではなくアナリストの話も豊富。現代の金融のビジネスとしての側面を感じるには良い本かと思います。
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我らが若林クンの書。ヘッジファンドについては、近い業界にいても良くわからないもの。と、言うより知識では知っているが、本当にそうなのか?に答えてくれている。知っていた通りだった。
頑張って、日本のファンドを先導して欲しい。 -
「ヘッジファンド」というと、一見胡散臭く映るが、実際は投資家のために、いかにリターンを確保しているかについて述べている。元著名アナリストが書いた本だけに、投資先企業の見方など参考になる点も多い。株式運用などに多少でも興味のある方は読んで見てはどうだろうか
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某オンライン証券M先生の年1回定期的に出ている10〜15年固定される投資信託に投資すれば、おらもヘッジファンド先生に投資できるんだ( ^ω^)おっおっおっ。
マネーさえあれば。。。 -
NHK ドラマ「ハゲタカ」にも登場したヘッジファンド。本書はヘッジファンドの「中の人」が書いた本である。ヘッジファンドとは何か、ヘッジファンドの戦略の種類、ヘッジファンド批判に対する回答などなかなか興味深い。何かあると「ヘッジファンドが〜」とかマスコミが報道するが必ずしもそれは正しくないよと主張されて言る。個人投資家の方が影響力があるだろとか。多分、そうなのでしょうね。1500 兆円も個人金融資産があるのだからね。しかも不動産は別で。