日本近世の起源―戦国乱世から徳川の平和(パックス・トクガワーナ)へ (洋泉社MC新書)

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  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862482648

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  • 時代を区分するとしたら、江戸-明治間で切れるか、室町-江戸で切れるかについて意見を述べた作品。
    「自由とは保護されているということであり、従って保護してくれる者への依存を表している。」と著者が言っているとおり、歴史的に一個人で自由を享受できたことはない。数多くの文献を参照し左翼思想を否定しつつ、的確、克明に一時代の社会体制を明らかにした、まさにその分野のプロによる名著である。文章は難しいながらも歯切れ良く、無駄がなく、洗練され、学術的で説得力がある。

  • 日本独自の近世文明としての徳川期社会の形成過程をポジティブに論じる。明治以降の近代化=西洋化の過程を相対化する視点から江戸時代を見直す試みのひとつ。

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著者プロフィール

1930年、京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文化教育研究所主任研究員。熊本市在住。主な著書に、『北一輝』(ちくま学芸文庫)、『黒船前夜』(洋泉社)、『幻影の明治』『父母の記』(いずれも平凡社)などがある。

「2018年 『幻影の明治 名もなき人びとの肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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