- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862482921
感想・レビュー・書評
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本書は「怪談」「事件」「歴史」と3章に分かれていて、後半2章が面白かった。
酒鬼薔薇事件などの猟奇殺人事件は、メディアでセンセーショルに扱われている程、裏側に冤罪の可能性や、警察の都合、政府の思惑、抗うつ薬SSRIの存在が隠れている怖さが「事件」では印象的であった。
「歴史」では、明治時代の始まりに、明治天皇と対峙したもう1人の天皇候補である「東武皇帝」の存在があった事を初めて知った。歴史の中から完全に消されている存在である。明治天皇の前の天皇である孝明天皇は、徳川幕府による執政を望み、その遺志を継ぐのが奥州最大の雄藩、仙台藩をはじめとする「奥羽越列藩同盟」。そこが新政府を樹立し、盟主が東武皇帝であった。孝明天皇の遺志を継ぐ者として東武皇帝の存在があったと考えられる。また孝明天皇は暗殺させられた可能性もあるらしく、明治政府樹立には闇を感じる内容であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不思議ナックルズか…と失笑。
怖い話はささっと読んで、
陰謀論はクスクス笑う。
天皇晴れの話を読んだ日、元ドイツ大使の本に、
皇太子が来た時だけ晴れた!と書いてあって
力は続いてるみたい。 -
生き人形つながりで読んでみる。
しかし、怖い。1トピック数頁なので気軽には読めるんだけど、手が止まる。読み続けたくないなーという感じがある。 -
使いまわしのネタがチラホラと・・・
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こ…こわいこわいこわいこわいっ。オカルトや怪奇現象もそうだけど、何より生きてる人間のがもっと怖いって。でも近代史に関して、もっと知りたいことが増えました。面白かったです。
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一見 怪奇事件の本のようですがそして そういう面も確かにあるのですが見られては困る物があるから怪奇事件にするんじゃないかなという本でしたしかし 昭和天皇が こんなに晴れ男だったとは
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「オウム帝国の正体」や「三億円事件」のような(一橋文哉風)内容かと思ってたのに違ってた。
ちょいとオカルトちっく。
(ダカーポ「今年最高の本2008」紹介本) -
よく見に行く「しょこたん」のブログでしょこたんが、本の題名がわかるように写真に撮っていた本。
しょこたんのブログでは、写真が面白く。
特に、額に「メポ=おはよう」 と書いてある写真があると安心する。
この子は、稀に見る天才かも知れない。
書店に行くと、この系統の新書・ソフトカバーにも興味がわく。
しかし50%は、はずれである。
私の住んでいる、京都の田舎の書店では見つからないし。
歩くのが少々不自由で、遠征も出来ないし。見当たらない本は書店に注文するのだが、注文するまでの思い切りが付かない。