- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862485649
感想・レビュー・書評
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過去の筒井作品をジャンル別に分類分けし、ファン代表者たち(40〜50代)がそれらの作品を解説するという試みがなされている。
これから読むための指標にもなるだろうが、どちらかというと、かつてのファンがなつかしんだり、再認識することのほうがメインかもしれない。
全盛期の作品は独特のものであり、今の時代背景では生まれづらい類のものだろう。
当然ながら、筒井作品を受け入れられない人々にとって、読む意味はない。
今の20代の世代では理解できる人たちはどれくらいなのだろうか、と考えてしまうこともある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
洋泉社ホームページから。
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http://www.yosensha.co.jp/book/b62362.html
購入済・未読 -
筒井大兄のご本をジャンルごとにまとめて紹介している本書。
大抵の本は読んでいたが、ここ数年は全く手をつけていない。
また、人がジャンルわけした、作品群を見ていると、再読したくなる。
読み直さんといかんなあ。 -
断筆宣言の終わる頃には7割くらいは読んでいる気がしていたけれど、この本を見ていると読んでいない作品が多く残っていることに気づかされました。もしかしたら、3割も読んでないかも。このMOOKが出る原因は筒井康隆原作の実写版映画が2本公開中だからということなのでしょうが、それも気づいていませんでした。