震災復興の先に待ちうけているもの ~平成・大正の大震災と政治家の暴走 (洋泉社新書y)

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  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862488510

感想・レビュー・書評

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  •  タイトルで期待したがまったくの期待はずれ。

     今回の週末は期待外れが多かった。なんとなく、震災復興本に期待はずれが増えてきたのは、ネタ切れか?

     ただ、両震災時の政治状況、金融政策の状況などをまだらに書いているだけで、本質的になにか共通の部分で今の震災の役にたつのかわからない。

    (1)例えば後藤新平は、復興審議会、参与会など複数の会議をつくったが、審議会は政府与党の支持を受けていない後藤の奇策。これに対して、菅内閣の様々な会議は、その場しのぎ。両方とも成功しなかったが、比較の対象でもないだろう。

    (2)金融情勢も関東大震災のときには、金兌換を回復するため極端なデフレ政策をとっていたが、現在は、デフレではあるが、金融政策は資金をじゃぶじゃぶ市場に供給している時代、当然、金兌換なんかありえないから、まあ、お金は供給し放題、それにもかかわらず、円高になっている。このあたりは、単純に両方を記述しても、まったく意味がない。

    (3)TPPの議論も、関東大震災のときの議論とどこが共通で注意すべきなのか、まったく理解できない。

     全体を通じて、その時点で政治経済の問題であったことを掲げているが、比較分析がまったくできていない。駄作。

  • タイトルからですが、平成と大正の大震災と政治家の暴走について書かれています。
    昔のことが、詳しく書かれてあったので少し難しく感じました。

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著者プロフィール

1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」を共通テーマに近現代史、政治・経済、建築、医療など分野を超えて旺盛に執筆。時事番組の司会、コメンテーターも務める。著書に『後藤新平 日本の羅針盤となった男』『田中角栄の資源戦争』(以上草思社文庫)、『日本電力戦争』(草思社)、『神になりたかった男 徳田虎雄』『気骨 経営者土光敏夫の闘い』(以上平凡社)、『逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝』(KADOKAWA)、『成金炎上 昭和恐慌は警告する』(日経BP社)、『原発と権力』『インフラの呪縛』『長生きしても報われない社会 在宅医療・介護の真実』(以上ちくま新書)ほか。東京富士大学客員教授。一般社団デモクラシータイムス同人。

「2018年 『勝海舟 歴史を動かす交渉力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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