鈴木宗男が考える日本 (洋泉社新書y)

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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862488855

感想・レビュー・書評

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  • 鈴木宗男と佐藤優、魚住昭による対談本。

    鈴木宗男の政治思想がこの2人との対談により明確になった。
    かつ小泉以降の新自由主義や、安倍の「美しい国」という漠然とした価値観に敢然と異を唱える姿勢には共感が持てた。

  • 北方領土問題のエキスパート
    鈴木宗男さんのこの本は日露交渉までに読み終えたかったのでなんとか間に合いました。
    どういった結果になるかわかりませんがもうすぐ結果が出ます。
    来年に選挙があるかないかも決まるこの交渉。
    楽しみに待ちたいです。

  • 読了。

  • 頭のいい政治家というのは人様の心をつかめること。人の立場に立って物事を考えることができること。それが情。高度な政治的駆け引きにそり何にしろ、そういうのが重要。

  • 変わらざるをえない状況にあるなかで、いま日本に必要なものは何なのか?「浪人」「大病」「投獄」大人物になるという3つの条件をクリアーした鈴木宗男とともに魚住昭・佐藤優が日本にいま必要なものを語る。

    この本はタイトルこそ鈴木宗男になっておりますが、メインとなっているのは佐藤優氏です。それはさておいても「疑惑の総合商社」とまで揶揄され、下獄までした政治家・鈴木宗男。彼のことはマスコミのバッシングによって「国賊」とまでののしられておりましたが、いかに自分が「彼ら」によって「だまされて」いたのかということを、本人の著作や佐藤氏の本を読むことによって知り、「鈴木先生、ごめんなさい」と土下座をするほどではありませんが、この場を借りて謝罪をしたくなる衝動に読みながら駆られていました。

    東日本大震災、福島第一原発事故、TPP、さらには主要国の選挙が多く実施される2012年。国内外でも状況が大きく変わっていくこの瞬間に鈴木宗男という男が何を考え、どこに行こうとしているかを佐藤優氏とともに語るのが第1部。第2部では魚住昭氏とともに官僚制や、戦後の保守主義政治を体現する鈴木宗男や野中広務を抵抗勢力として除外し、「歴史の転換点」とも言われる新自由主義などについても存分に語られていて、新書ながらも中身は十二分に濃いものとなっております。

    やはり、大手もマスメディアでは一切報道されないようなことがバンバン語られているのが凄く印象的で、官僚組織や、そこで働く人間たちが何を考えているのか、ということも非常に参考になりましたし、安易な反新自由主義論や机上のエネルギー論・安全保障論などとも違う、まさに「現実に即した」鈴木宗男にしか出せない。それも獄中というある意味閉鎖された環境にいたからこそ、到達できた、というようなことも語られていてそういったことも今後、私たちがどうなっていくのかということを考える上で、参考になると思っております。

  • 全体としては、外務省の内部(アルマジロ男!)などは過去の鈴木宗男の色々な本にあるエピソードでも読めていたので、新鮮さは無い。

    一点、気付かされたこと。
    500万の祝い金で持ってくる政治は良くないが、5万円の祝い金を100人の人からもらうのはいいのではないか、という箇所。
    新聞などの報道では、単純に金額のことだけを指しているので、そこから反射的に”悪”と決めつける感覚となっているが、こういう小額でも大勢の人からの支援、という可能性もあるのだから、注意が必要ですね。
    こうした多数の市民の支援、こそが政治なのかなと考えさせられました。

  • 鈴木宗男氏、魚住昭氏、佐藤優氏の御三方が対話形式で、"今の政治"について語った一冊。
    東日本大震災から一年、今の状況をどう読み解けばよいのかの指針としても興味深く。

    実際には「鈴木氏×佐藤氏」が約2/3、「魚住氏×佐藤氏」が残り1/3な感じですが、
    佐藤優さんがナビゲーターを務められていて、とても分かりやすく入ってきました。

    そしてあらためて、2002年当時の鈴木宗男氏のバッシングの異常さを思い出しました。

    - 鈴木バッシングの本質は、排外主義的なナショナリズムなんですよ

    当時はよく状況も把握せずに、ヒドイ政治家がいるものだとの認識でしたが、
    これはメディアの言い分を無批判に受け入れていた自身を含めて、今でも恥ずかしく思います。

    あの時、メディアに後押しを受けて鈴木氏と佐藤氏を叩いていた代表的な政治家が、
    田中真紀子氏であり辻元清美氏でしたが、、二人のその後をみると、非常に奇妙な現象でした。

    少なくともその二人は何も成し得てなく、政治家としての芯もなく(多分に売国的ですが)、
    ただ上手く担がれただけだったのだなと、10年が過ぎた今であれば、そう見てとれます。

    当時その流れに深く考えることもなく乗っていた自分への自戒も込めて、
    地頭を鍛えること、自身の言葉に落とすことは、心がけていきたい所。

    その為にも、それらのベースとなる教養を身に着けていかないとなと、あらためて実感しました。

  • 鈴木宗男氏が東日本大震災を契機に感じたこと等が佐藤優氏との対談を通じて述べられている。宗男氏の人となりがよく伝わってくるが、外務官僚や公明党に関する件(くだり)は冗長だった。

  • 国策捜査により逮捕収監されたことは「国家の罠」にてかかれている。なぜ、鈴木と佐藤は逮捕されなければならなかったのか。小泉政権で決定的となった新自由主義の台頭。格差差別をなくすために政治に必要とされるものはなにかを問う。

  • 単調すぎて、最後まで読めなかった。
    末は博士か大臣かという言葉に象徴されるように、どちらも重いものだったが、小泉政権以後軽くなった。大臣についても議員生活15年、当選回数5回が森政権までの基準点で、ムネオさんは2年早かっただけで嫉妬があった。結果的にこのことが、ムネオを逮捕させる何かが働いたのか。

    ムネオ逮捕の時は、800万しか貯蓄がなかった。一緒に逮捕された官僚は8000万とのことで、政治家は国民の税金で給料をもらっている。自分の次の世代の政治家を作る責任があり、その育成にお金を使う。これはマーちゃん自身も今は家庭生活で精いっぱいだが、将来偉くなった時に意識したいと思った。といってもバカみたく飲むのではなくて、決められた会合の2次会程度を面倒を見るといったくらいである。大卒者の公務員の給料は悲惨なくらい低い。

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著者プロフィール

1948年北海道足寄町生まれ。新党大地代表。拓殖大学在学中から故・中川一郎氏の秘書を務める。83年、衆議院議員に当選。第二次橋本内閣で国務大臣北海道・沖縄開発庁長官、小渕内閣で内閣官房副長官を務める。2002年6月、あっせん収賄容疑で逮捕。05年8月、新党大地を結成する。09年9月、衆議院外務委員長に就任。10年9月、実刑判決が確定し、12月に収監。11年12月、仮釈放される。17年4月、公民権が回復し、現在 生涯政治家として活動している。著書に『政治の修羅場』『外交の大問題』などがある。

「2018年 『政治人生 国難を憂い、国益を求む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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