- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862489036
感想・レビュー・書評
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図書館にある参考書の中で一番分かりやすそうな本を選んだ。
読んでみると図や絵や写真の横にその説明があってめっちゃわかりやすかったです。
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MOOKです。
気軽にさらさらっと読めて、図を眺めてほほぉなるほどと思い、お手軽に古代ローマを見てきた気分になれます。
教科書的ではなく、資料集・副読本の趣です。
どこかで聞いたような話も多いですが、なかなか多角的にまとめてあり、新しい発見もありました。
個人的には、
・建築物がひしめきあう過密都市だったことを示すパノラマ俯瞰
・日時計を使用していたため、季節や時間帯によって1時間が伸びたり縮んだりしていたことを表す表
・古代ローマ人と日本人の平均寿命を比較した表
あたりがおもしろかった。
この他、ヤマザキマリさん(『テルマエ・ロマエ』作者)と青木祐司さん(河合塾講師)の対談、ローマの浴場図解、古代ローマ料理のレシピ(オオムギのパンとかピラミッドケーキとか、それなりにおいしそうかも)、闘技観戦を初めとする娯楽など、話題豊富で飽きさせません。放埒な性愛とか残虐な皇帝の話も結構濃厚です。
それにしてもローマってかなり詳しく研究されてるんだな・・・。
巻末に参考文献つき。
*『古代ローマ人の24時間』、『カイウスはばかだ』(後者は児童書)なんかと併せて読むと楽しいかも知れません。
*巻末に挙げられていた『古代ローマ生活辞典』(みすず書房)は未読ですが、機会があれば手に取ってみたい。
*古代ローマ人は賭け好きだったんだとか。コロシアムの熱狂の陰には、賭博で血が騒ぐ部分もあったのか。 -
ローマのことを知りたくても
暑苦しい本を読むと気が滅入る時は
このような図解本ならスイスイ読めて楽しめる -
rm0 ローマ帝国
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「テルマエ・ロマエ」の公開に合わせて出されたムック。作者ヤマザキマリと河合塾世界史講師の青木裕司の対談が興味深くて(興味本位)買ったが、ムックとしてはまぁまぁよいのでは。高大生が興味を持って読めそう。