新版 日本中世に何が起きたか (歴史新書y)

著者 :
  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862489678

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 読了。

  • 人間と自然との境界、境界に生きる人々、現在にもつながる経済の仕組みを形づくるうえで重要な役割を担っていたのがこうした境界の人々だった。差別や悪、宗教と経済、私の世代には漠然と常識化されてきた知識を完全に覆した日本史の巨人、網野善彦氏の考えをコンパクトにまとめた良書である。

  • 批判されている「既存の理論」がそもそもイマイチ納得されてないから、少しわからん。

    どの時代に、どの分野の人々がこのような説にあったのか、気になる。

  • 畿内から東京に来て、いろいろな違いを肌で体感していた。

    言葉への姿勢や、重層的な過去への意識、そういったもの。
    同和と言う言葉すら知らない人々。


    差別について書かれたⅡ章は、とても勉強になった。
    静岡以東から西日本で暮らすことになる人には、ぜひ読んでもらいたい。


    また、大学生なら文科省検定教科書をまるっぽ信じていないだろうが、教科書に限らず、様々なレベルで勝者の改変が入っているのではという疑問に、確信をくれた。
    歴史学そのものが、西洋の学問の枠組みを使って発展してきていること&研究者もその枠組みで育ったこと…これも勝者による歴史の支配だなあ。

  • 網野さんの本は興味深い。

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著者プロフィール

1928年山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。都立北園孝行教諭、名古屋大学文学部助教授、神奈川大学短期大学部教授、同大学経済学部特任教授を歴任。専門は日本中世史、日本海民史。著書に『日本中世の非農業民と天皇』『無縁・公界・楽』『異形の王権』『蒙古襲来』『日本の歴史をよみなおす』『日本社会の歴史(上・中・下)』『「日本」とは何か』『歴史と出会う』『海民と日本社会』ほか多数。2004年逝去。

「2018年 『歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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