日本書紀の虚構と史実 (歴史新書y)

著者 :
  • 洋泉社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862489906

作品紹介・あらすじ

現存する最古の歴史書『古事記』が、やまと言葉を重んじて国内向けに編纂されたのに対し、『日本書紀』はなぜ本格的な漢文で書かれていたのか?それは、同書の読者が先進国・中国をターゲットに記述されたからである。そこにこそ同書編纂者の歴史改竄の意図をあぶり出すポイントがある。

感想・レビュー・書評

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  • 史料が限られているせいか、真偽の取捨選択の基準に今ひとつ納得しかね、首を傾げてしまうところもあり。逆説に関してもひっくり返したり、また擁護をされたりしているのですが、単に好みの問題?と思ってしまうところもなきにしもあらず。
    とはいえ著者様の本は初読みなので、色々読んでいけば傾向はつかめるのかしらと、興味を抱きました。読み手の能力不足で今ひとつつかみきれないのが悔しい。

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著者プロフィール

遠山美都男

1957年、東京都生まれ。学習院大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科に進み、博士(史学)を取得。専門は日本古代史。『壬申の乱』『白村江』『天皇誕生』『蘇我氏四代』『大化改新と蘇我氏』ほか著書多数。

「2022年 『新版 大化改新 「乙巳の変」の謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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