日本の国境: 分析・資料・文献

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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862511522

作品紹介・あらすじ

ロシアとの北方領土問題、中国・台湾との尖閣諸島紛争、韓国との尖閣諸島紛争といった目を離せない領土紛争をはじめとして、対馬紛争や琉球諸島・先島諸島の帰属問題など、過去・現在にかけて日本は、周辺諸国との間にいくつもの領土問題を抱えてきた。
 さらに、海底資源に各国の注目が集まるようになった現在、領土だけでなく領海・排他的経済水域に関わる外交交渉の重要性はいや増し、また、長距離核ミサイルの脅威によって領空と領土防衛に対する認識も高まっている。
 本書は、これら領土・領海・領空に関する紛争とその外交交渉の経緯を、日本と相手国そして第三国の各時代の文献や法律条文・外交文書・声明文といった客観的資料を、豊富に掲載して分析するとともに、国境はどのように認識され、成立してきたのかという、議論の土台となる点についても資料をもとに冷静な考察を加える。

著者プロフィール

浦野 起央(うらの たつお)
1955年、日本大学法学部卒業。政治学博士。
現在、日本大学名誉教授、北京大学客座教授(客員名誉教授)。

〈主要著作〉
『ナショナリズムの現代的条件』『ジュネーヴ協定の成立』『ベトナム問題の解剖』『ヴィエトナムの政治的地位』『北ヴィエトナムの対インドシナ政策』『南海諸島国際紛争史』『南シナ海をめぐる安全保障と問題点』『南シナ海の領土問題』『タイの共産主義運動』『アジア社会の近代化と価値体系』『朝統一の構図と北東アジア』『チベット・中国・ダライラマ』『パレスチナをめぐる国際政治』『アフリカ国際関係論』『現代世界における中東・アフリカ——その国際関係とソ連の関与およびパレスチナ問題』『尖閣諸島・琉球・中国』『日本の国境』『朝鮮の領土』『日本の国際認識』『ユーラシアの大戦略』『第三世界の政治学』『挑戦する第三世界』『発展途上国の社会主義』『民族独立論——アジア・アフリカにおける独立の経過と意味』『現代における革命と自決』『現代国際政治の課題』『国際政治理論史』『地政学と国際戦略』『国際関係における地域主義——政治の論理、経済の論理』『国連投票行動からみた国際関係』『人間的国際社会論』『国際関係のカオス状態とパラダイム』『冷戦・国際連合・市民社会——国連60年の世界と課題』『浦野起央著作集』12冊他。

〈資料・文献・事典著作〉
『ナショナリズム』『国蓮投票行動の計量分析』『ヴィエトナム戦争に関する米国防総省報告書』『釣魚臺群島(尖閣諸島) 研究資料匯編』『アフリカ政治関係文献・資料集成』『中東国際関係資料集』『第三世界国際関係資料集』『資料大系アジア・アフリカ国際関係政治社会史』『国際新秩序構想資料集』『20世紀世界紛争事典』『世界テロ事典』他。

〈訳書〉
モーゲンソー『国際政治学』、コーン『ナショナリズムと自由——スイスの場合』、コーン『ナショナリズムの世紀』、パイク『ベトコン〈南ベトナム解放民族戦線〉その組織と戦術』、スタック編『エスニシティの国際政治学』、ビン・タラール『エルサレムの研究』、ビン・タラール『パレスチナの自決』、ビン・タラール『平和の研究——東アラブ中心部の政治』、ローネン『自決と何か——ナショナリズムからエスニック紛争へ』、ワトソン『マイノリティ・ナショナリズムの現在』、国際連合大学『アラブの未来』、張聿法・余起編『第二次世界大戦後 戦争全史』、アーモンド&パーェル『比較政治学——システム・過程・政策』、クノール『国際関係におけるパワーと経済』、モデルスキー『世界システムの動態』、ヘライナー『南北問題の政治経済学——グローバル経済と発展途上国』、クトゥジス『麻薬と紛争——麻薬の戦略地政学』他。

「2021年 『世紀用語事典 分析 資料 文献』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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