二十歳の原点 [新装版]

著者 :
  • カンゼン
3.92
  • (9)
  • (17)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 215
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862550323

作品紹介・あらすじ

本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点』新装版です。二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が最後に過ごした半年間を克明に綴った日記です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 17/3/17 難しい

  • 学生闘争があった1970年代
    1人の女子大生が鉄道自殺した
    平凡な家庭に生まれ平凡なコースを辿ってきた彼女がなぜーー日記から彼女の激情を読む

    ーー期待される私を演技してきたのではないか

    手記は20才の誕生日から綴られる

    ーーあなたという人間は必要なのか

    あらゆる思想、安保、デモ、親への反抗、恋愛

    真の自由を目指して彼女は死を選んだ

  • [ 内容 ]
    本書は1970年代に若者たちの間でベストセラーとなった高野悦子著『二十歳の原点』三部作の『二十歳の原点』新装版です。
    二十歳と6か月で、その生涯を自ら閉じた著者が最後に過ごした半年間を克明に綴った日記です。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 二十歳の原点三部作の最終巻。
    三巻目では二巻の終わりから漂う狂気感というか,追い詰められている感じが全編にわたります。ここまで落ち着いて書けるのはすごいの一言。

  • 読後感はちょっと不思議な感じ。そもそも著名人ではない人の日記という物を読んだことがないので、書かれていることがどれくらい重みがあるのか良く分からなかった。どうでも良いような日常のつぶやきの様であり、その後主人公の運命を決める告白であるような、読んでいる時は判断がつかない。もう一つは学生運動。私が学生だった時は、学生運動が盛んであった時からそんなに年月が経っている訳ではないのだが、学内にその雰囲気はほとんどなかった。かろうじて建物の落書きがその当時を偲ばせるくらいで、全くリアリティはなかった。従って、学生運動を戦った人のリアルな話を聞いたことがなかったので、妙に新鮮というか、もっとはっきり言うと、そんな訳の分からない建て付けでやっていたのか、というのが正直なところ。そして、最も不思議なのが作者が自殺した経緯。日記を読む限りは全く分からない。確かに死をほのめかす記述は沢山出てくるのだが、死を決意したという風には感じられなかった。作者は死の直前に両親に会いに行き、決別したようであるが、娘の死に直面した両親の心の痛みはどれほどであっただろうか。娘がまさか自殺するとは思わなかった?ここに書かれているのは本人の日記であり、後記も本人の略歴のみなので、両親の思いというのは記されていない。ある意味本書全体が淡々としているのである。それが両親の狙いなのかもしれないが、作者の心の叫びを感じた読者からすれば、不思議というか、何か心の核心に届かないもどかしさに繋がっている。

  • 著者の考えた記録がまとめられてます。日々をとてもしっかり考えて生きているなぁという印象。読書に対する意識も大学生時代の自分とは比べ物にならないくらい高い。
    でも、キャッチーなコピー(と自分が思ってるだけ)をつけるとしたら「その思考の中心には、反権力という若さがあった。」って感じです。大学生らしさが随所に感じられます。
    途中までの自殺しないぞという決意、最後の詩、最終的に自殺することになるまでの心境、このあたりの関係性をもっと読み取れるといいんだけど、なかなか読み取れていません。

  • わたしも14歳からノートに書いている。14歳とはそういう時期なんだと思う。生きていてほしかった。生きているものは必ずいつかは死ぬのだから。みんな変わっている。普通の人間なんていない。自殺する人が特別変わっているのではない。ただ自分らしくいたかっただけなのに。素直な人。

  • ラジオで、紹介されて読みました。
    十代の今、読んで良かったなって思います。

    彼女は、孤独に殺された

    そのように感じました。

  • 人間とはいかに未熟で孤独なことか

全26件中 1 - 10件を表示

二十歳の原点 [新装版]のその他の作品

高野悦子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
三浦 しをん
ヴィクトール・E...
フランツ・カフカ
デール カーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印

二十歳の原点 [新装版]を本棚に登録しているひと

ツイートする